フィリピンのパラワン州。噂によるとどうやら近々「災害事態宣言」を行うらしい。
ちなみにフィリピンにおける災害事態宣言は簡単に言うとはこんな感じ
災害事態宣言(State of Calamity)
災害による危機的な状況の際に国全体もしくは一部地域で宣言可能で、コロナ感染拡大防止・抑制の為にも宣言可能。これにより迅速な財政出動が可能に。また全ての政府機関や自治体は協力し感染拡大防止に努める義務が出る
確か私の記憶が正しければこの「State of Calamity」は去年の3月16日にドゥテルテ大統領がフィリピン全体を対象に最初の宣言(期間6ヵ月間)して、その後の9月にまた期間1年間で延長しているはず…
いつの間にか宣言解除されたのだろうか?それとも各地域で個別にダブル宣言が出来るのだろうか…
それはともかく宣言が出されることによるポイントは財政出動、つまり「災害基金」が使えるようになるという点。
こういう話を聞いた時の普通のフィリピン人のリアクションは決まってこうだ
災害事態宣言⇒財政出動⇒災害基金⇒政治家がチョロまかす
フィリピンあるあるに沿った模範解答である。でもこれは冗談抜きで本当に絶対起こることなので、タイミング的にはきっと次の選挙資金へ流用するか、単純に財布の中身が寂しくなっただけかもしれない
ちなみに宣言はパラワン州の州知事ではなく州議会の代理の議員が行う予定らしい。
なぜ…?
これは私も初耳だったがなんと州知事は現在アメリカに旅行出張中らしい…
建前はワクチン探しとかナントカ言っているらしいが、絶対うまいモノでも食べまくって遊んでいるに違いない(偏見…汗)。
しかしそれはともかく仮にも災害事態宣言を出そうかという状況で持ち場を離れてアメリカを満喫しに行くなんてフィリピンの田舎の州知事だから出来る離れ技…
さてホントに出るのか噂の「State of Calamity」。個人的にもうどっちでもよしという感じだが一応チェックするとしよう!
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