旅先で現地のフィリピン人と仲良くなって家に招かれた!
そんな経験のある方も少なからずいると思う。フィリピン人は一般的にフレンドリーなのでそういうことは結構起こり得る。
運が良い場合は富裕層の家で見慣れないけど美味しいフィリピン料理を振る舞われたり、さらに最高に運がいいと庭のプールで遊ぶことだって出来るかもしれない。
しかしそうでない場合はローカルフィリピン人の家でおもてなしを受けて東南アジアバージョン発展途上国ショックを受けることも多い。
ちなみに最高に運の悪い可哀そうな人はイカさま賭博をかまされたり、食事に本当の隠し味として睡眠薬を入れられて追いはぎにあったりする。
ということでフィリピン人に誘われるがままついていくというのは常にいろんな種類のサプライズがあるものだが、今回は悪気の一切ないフレンドリーな普通のフィリピン人の家に招かれた時に変なショックを受けないように事前にその様子を紹介!
まずは第一弾としてキッチンの様子から
ちなみに普通のフィリピン人というのは大家族で住み、常にお金は不足している大多数の一般のフィリピン人のこと。ただ彼らにとってはそれが普通だし、余計な見栄もはらないのでフィリピンを感じ、身近に学ぶにはピッタリ。
ということで、先に日本の一般的で見慣れたキッチンを紹介!
こじんまりしつつもシステマチックな台所という感じでなかなかモダンでお洒落(羨ましい…)
もう少し築年数が経っているとこんな感じ?
なんだか昭和後期の雰囲気漂うキッチン。
こうなると現代のフィリピンの一般家庭のキッチンが気になるが、そもそも一般家庭のキッチンという基準がはっきりしないので、今回は私の知人のフィリピン人宅のキッチンをご紹介!
家族6人で暮らす彼らの家のキッチンはコチラ!
ついNGワードが口に出そうになった人はご注意を!(汗)
私の経験からすると特別問題のあるキッチンではない!
もう少し確認。。
シンクという洒落たものはなく、奥の黒くてデカいバケツに水を直接溜めていろいろ使う。
え?
何?
穴?
まぁ穴くらい開いてても気にしない!ちなみにここから野良犬や野良猫が通れるのでアニマルフレンドリー設計!
肝心の火元はこんな感じ!
ガスはこの青いのがカラになったら自分で買いに行く方式。
この日は雨が降っていたので上を見上げると…
ベーシックなトタン屋根に裸電球のあるあるコンビネーション!オプションの雨漏りも全然悪くない。
ちなみにフィリピンのキッチンは家の中じゃなくて外に付いていることが多く、一説にはガスをあんな感じで使うから火事とか爆発した時に被害を最小限にうんぬんかんぬんらしい…(真偽の程は不明)
分かりやすくする為に日本のキッチンと対比させてしまったが、全然悪意も深い意味もないのでご容赦を…汗
ただこのキッチンで作る奥さんの料理は絶品!本当にその辺の見た目だけ小洒落たレストランより数倍おいしいフィリピン料理を作り、それをたまにごちそうしてくれる。
もちろんこのキッチンより立派なキッチンを持つ家もいっぱいあるし、逆にこのキッチンをもっと断捨離?してローカル化させたようなキッチンを普段使っている人も多い。
標準的かは分からないが、フィリピンの田舎のパラワン島の平均と言われれば遠からずという感じだろう。
正直なところ潔癖症の人にはなかなか厳しいものがあるが、その辺のカレンデリアとか場所によってはトロトロとか呼ばれているローカル食堂で出している料理もこんな感じのキッチンで作っているのが実情。
もっと言うとオープンキッチンじゃないレストランも衛生面は似たようなものだろう。
ということで今回はフィリピンのキッチンの話でした。ただこのパラワン島には実は世界で一番宿泊費の高いリゾートホテルがあって、さすがにそこのキッチンはスゴイはず!
でもまだやってるかな…汗
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