4月末にフィリピンは一時的に規制強化していた外国人の入国規制を再度緩和を発表。
現在は「有効なビザを保有する外国人」の入国が可能になっており、ざっくり言うとツーリストビザ以外はビザが有効期限内であれば入国しようと思えば出来る状態になっている。
この辺の事情に関しては2月と同じなので内容が気になる人はコチラをチェック していただきたい。
さて入国はそんな感じだが、出国はどうなのだろうか。既に多くの日本人がフィリピンに嫌気がさしたり、様々な個人的事情で帰国しているみたいだが、私みたいに生活の拠点が完全にフィリピンにある人はまだ多少はいるみたい。
そんな中でSRRVと呼ばれる特別居住退職者ビザがあいかわらずのグダグダ模様。
主に違法滞在する中国人やそれに関連した国防上の問題、また役人さんの賄賂などで昨年末からボコボコに叩かれているこのビザだが、未だに発行元のPRA(フィリピン退職庁)から今後の方向性は示されていない。
このまま全て無かったことになって消えてしまうのではないかとすら思う展開…汗
今回の騒動でPRAが観光省のただのぶらさがり傘下悪組織だったことが露呈し、省庁内での力の無さも浮き彫りに。いざとなったら守ってくれるはずの観光省は頼りにならず薄情な対応でフィリピンらしさすら感じる。
そんなSRRVホルダーがフィリピンから出国する際にはトラベルパスなるものを取得しないといけないらしい。
入出国の際に煩わしい手続きが不要なのがこのビザの大きな特典の一つだったのに、それすらもう無くなってしまっているどころか面倒が増えてしまっている。
それはともかくこのトラベルパス、PRAが2月に発表した文書を見ると少なくとも出国の7日前にはPRAのwebサイトから申請して手続きをしておくことが必要らしい。
フェイスブックでしかお知らせしてくれないしニュースにもならないのできっと知らない人も多いだろう。ビザ取得の際に連絡先は絶対に記入しているはずなのでせめてメールの一通くらい送ってくればいいのにと思ってしまう。
ちなみに出国して再度またフィリピンに戻ってきたときには3日以内にパスポートの指定されたページの写真を送らなくてはいけないみたいだ。
何はともあれ全然進展のないこのビザ、手間だけどんどん増えているので完全に後出しじゃんけんでヒドイ話になってきている。
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