フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【75,000円⇒9,000円に】悪名高きPHILHealthの自己負担 / フィリピン

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先日フィリピン人の知り合いに病院付近でたまたま出会って顔にガーゼをしていたので、浮気がバレて奥さんにでも殴られたのかと思って話を聞いたところ、どうやら顔に出来たイボ(しこり・腫瘤)を手術で除去したそう。

 

場所は私立病院で数年前に私がデング熱で入院したところだ。

 

イボは眉のちょっと上に出来ており、大きさは小指の先くらいの大きさだったらしい。フィリピン人のおっさんの顔のイボの話はなんかちょっと気持ち悪いのでアレだが、気になるのは医療費。

 

私がデング熱になって3泊4日を個室で過ごして白一色の病院食を食べた時の費用は日本円にして約5万円。その時は日本の保険会社に請求したが、今回の彼はPHILHealthというフィリピンの公的医療保険を使ったとのこと。

 

PHILHealthと言えば私も毎月払いたくないのに払わざるをえないザ・フィリピンを象徴する公的医療制度。

 

しかし数ヵ月前に巨額不正事件がニュースになって以来なんかバカらしくて払う気が失せてしまってそれ以来滞納中のやつだ。

 

未払いだといろいろな手続きに支障が出るのでそろそろ払わないといけないのだがオフィスに行くのもオンラインシステムにアクセスするのも本当に憂鬱…

 

超使いづらいオンラインシステムはなぜかそこで完結出来ない仕組みで、オフィスに行くも毎度おなじみの長蛇の列…涙

 

本当に時間と労力の無駄のオンパレードなのでなるべく関わりたくない。

 

フィリピンの役所の文句を書き始めたら苦い思い出がありすぎてノンストップになってしまうので話を戻すとガーゼの彼は日帰り手術で手術時間は約1時間。

 

そして気になるお値段はなんと75,000円!

 

イボの摘出手術なので高いのか安いのか分からない絶妙な金額だが、普通のフィリピン人にとっては給料の2ヵ月分くらいになるので衝撃。

 

しかしなんと自己負担は本人も驚きの約9,000円!つまり保険で88%にあたる66,000円分がカバーされていたのだ。

 

これがその明細書

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通過はフィリピンペソ

トータル約35,000ペソが4,301ペソに…。あっても無くても支障のないイボの除去でも保険がカバーされるなんて…(驚)

 

さらに自己負担もかなり軽減されている…

 

フィリピンの公的保険は使ったことがないのと、昔ちょっと調べて大して役に立たないという結論に達したはずだが、今回の件を考えるともしかしたらそれは勝手な勘違いだったのかもしれない…

 

しかし数ケ月前にヴィラサクラの従業員の子供が立て続けにデング熱になった時は入院ではなく通院で済んだので保険適用外と宣告されていた。巷で言われている入院しないと使えないという話と一致するが、一体今回の件はなんなのだろう…(謎)

 

数年前にバイクで事故った時も日帰り検査だけ、そして世界三大痛と言われる三叉神経痛になった時も入院はしなかったので諦めて全部自分で払ったが、もし申請していたら保険でそれなりにカバーされたのだろうか…

 

なかなか解明出来ないフィリピンの医療保険。フィリピン人に聞いても全然知識はないし、窓口に行っても実際に病に侵されている状態でないと相手にされないので疑問は解けない。

 

とにかくケースバイケースじゃないけど今度何かあった時は申請してみるとしよう!

 

 

 

 

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