フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【愛は観光ではない】国際カップル達が起こす運動とフィリピンの反応

 

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love is NOT tourism

コロナパンデミックの影響で世界の国々で外国籍の人々の入国が制限される中、国籍の違う国際カップル達が厳しい状況に置かれている。

 

遊びに行くわけではない

確かに自国籍以外の外国人を一律に入国禁止をしている国があるとすれば、外国人の配偶者や恋人などのパートナーがいる人は会うことが出来なくなる。

恋愛関係だけでなく、「義理」の関係にある場合もそうである。義理の兄弟、義理の母、義理の父などたくさんのケースが考えられ、時には急を要する事態の場合もあるだろう。

 

果たしてそのような関係にある人達が再会目的で相手の国に渡航することは「遊び」の一環である観光として捉えられ入国を禁止されるべきなのか、当事者たちにとってはかなり大きな問題である。

 

SNSで話題

実は今、SNS上で#LoveIsNotTourismという直訳すると「愛は観光ではない」のハッシュタグをつけて、各国政府に状況の改善を求める運動が活発になってきている。

 

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そして実際に結婚していないカップルでも必要な手続きを行えば入国が許可される国もヨーロッパあたりでは多くみられ、「愛に国境はない」を体現しているという感じになっている。

 

フィリピンは?

私の住むフィリピンでは現在時点で、外国人観光客の入国は出来ない状態が続いており、結婚していても婚姻証明書だけで婚姻ビザを持ってない場合などは入国は認められない。※ただしフィリピン入国前にフィリピン大使館で観光ビザを取得していれば可。

 

 

 

 

しかし日本人とフィリピン人の未婚のカップルの場合は、何の長期ビザも持っていない普通の日本人が日本から相手のフィリピン人へ会いにいくことは今のところどう頑張っても出来ない。

 

ちょっと余談になるが、ひと昔前は日本人男性とフィリピン人女性というカップルが大半だったが、今はフィリピン人男性と日本人女性という若いカップルも多い。

 

ツイッターなどのタイムラインでは「フィリピン人の彼氏に会いに行きたいのにいつ会えるか分からない」といった日本人女性の悩みを見かけることも多く、世界最長のロックダウンを行うフィリピンでの遠距離恋愛はとても大変そうだ。

 

フィリピンにメリットも?

SNS上の「愛は観光ではない」運動にはフィリピンのサイトもあって、見てみるとフィリピン側にもメリットがあると書いている。

 

例えばフィリピン人の彼女がいる外国籍の人達は、フィリピン入国後のコロナ感染テストの費用も、14日間の隔離施設での費用ももちろん自分たちで払うし、自分たちが外国人としてフィリピンで生活することによってお金をたくさん使うのでフィリピン経済へ好影響があると強調している。

 

ただ個人的にはお金による経済への影響より、シンプルに「愛」を訴えた方が良い気がしないでもない。

 

ただフィリピンの場合は偽装カップルとして悪い外国人が必ず入ってくると思うので、その辺りも簡単に規制を緩めることが出来ない理由になり得るが、本当のカップル達からすると迷惑な話である。

 

おわりに

ただこの運動はフィリピンの入国管理局も知っており、ある程度の理解は示しているのでもしかしたらカップルの証明が出来れば、普通の観光客より一足先にフィリピンへの入国が許可される日が来るかもしれない。

 

ただ10月21日からフィリピン人の海外への旅行が一応解禁されるので、日本で落ち合うという選択肢もいろいろ大変だがあり得るかもしれない。

 

 

 

 

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