フィリピンの電線
初めてフィリピンに来た人が驚くことの一つが木製の傾いた電柱と絡み合う電線。
しかしそれも東南アジアの風景の一部だと思えばフィリピンを感じられる瞬間となり楽しめるかもしれない。
ただちゃんと前を向いて歩いていないと目の前の高さまで垂れ下がった電線で引っかかって大変なことになってしまうかもしれないので注意が必要である。
私も過去にバイクで道路を走っていたら目の前に垂れ下がった電線があることに気付き、転びそうになりながら間一髪で避けた経験がある。
遠くからは電線は見えないし目の焦点も電線に合っていないので本当にビックリした。
死角は上空
フィリピンでは時々傾いた電柱が倒れてくるので注意するのは前方だけでは足りないかもしれない。
人間の視覚は上方向に60度しかないらしいが、それより上は死角となるので油断していると上から電柱が降ってくるかもしれない…。
こんな感じで電柱が倒れるのは定期的に見る光景。先日もフィリピンのどこかで走行中のバンに倒れた電柱が直撃したらしいが、街中を見渡せばこんな感じのことは常に起こりそうな気配がするので、あんまり驚かなくなってしまった。
むしろ車内は安全だなと変に関心してしまう…
大型車は電線要員付き
コンテナトラックや大型トラックの場合、高さがあるので普通に走っていたら垂れ下がった電線に引っかかってしまうことがあるので大変。
なので走行中のトラックの荷台の上には人が乗っていて、物干し竿のようなもので電線を上にかき分けながらゆっくり進む光景も珍しくない。
ただ慣れていないドライバーだと、どこが電線ポイントか知らずに断線させてしまい、辺りが停電することもある。
電線だけではなく、国道とかに高さを計算せずに急に変な広告とかを設置したりすることもあって大型トラックやコンテナトラックはいつも大変
ちなみにフィリピンのトラック運ちゃんは高確率で運転は荒いので見かけたらこっちから避けた方がいい…。
余談だが、フィリピンでは大型車はプロフェッショナルライセンスという部類の運転免許がいるのだが、名称とは違ってプロフェッショナルな講習や試験は一切受けていないので特別な運転技術は持っていないことが多い…(怖い…)
ちょっと前にその免許を持っているフィリピン人に聞いた話だとフィリピンあるあるのフィクサーに500ペソ(約1,100円)払って1日で免許をゲットしたとかしてないとか…汗
もしフィリピンに来ることがあったら絡まる電線と傾いた電柱にもちょっと注目してもらえればと思う。
街並みのゴチャゴチャ感に比例して電線の絡まり具合も複雑になってくるのも見どころの一つ。
ただくれぐれも電線には触らないように…。
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