フィリピンのパラワン島
交通ルールはあって無いようなものなのに時々バイクにだけはなぜか厳しい。
先日国道をバイクで走っていると珍しくパトロール中の同じくバイクの警官に停められてしまった。
数年前に事故を起こして以来、安全運転しかしていないし最近はビーサンじゃなくてちゃんとスニーカーを履いているし、もちろん免許も持っているし車検も遅れたけど済ませてある。
悪いがお巡りさんオレに死角なし!その辺の無免許のボーヤでも捕まえてくれ…
となるはずだったのだがヘルメットをかぶったまま近寄ってきたお巡りさんが衝撃の一言
「お兄さん、ナンバープレートの読めないねコレ…はい4,000ペソ(8,000円)ね、はい、免許見せて」
!?
な…ナンバープレートが読めない…?
年一のバイクの排ガスチェック。これが車検ということでいいのかな😮 もうナンバープレートを待って4年。ラミネートした仮のナンバーはもう読めない💦 pic.twitter.com/Uyf9vhmznH
— パラワンの海から 𓆛 KEI (@palawan_japan) 2021年2月16日
ナンバープレートを待ってもう4年…
当初の噂では新車で買っても2年待ちということだったがもう4年も音沙汰がないし、今更もうって感じ…
このままずっと仮のラミネートしたナンバーと共にアホみたいなフィリピンの道路を走るつもりだったのだが…読めないのは違反?
それは太陽か陸運局のせいでしょ!
もうこうなったら袖の下作戦でもしようかと思ったが最近は逆に「本官をバカにするのか!」みたいな侮辱罪になるパターンもあるようなのでどうしようかためらう…
「ワタシ日本人、フィリピンのことよく分からないネ…ロックダウンで帰れなくなったアルよ、これからPCR検査アルネ…遅れたくないヨ…涙」という急ごしらえの泣き落とし作戦に出ようとした瞬間にヘルメットを脱いだ警官
ん!?コイツどこかで見たことある…
えっ…と、どこかで…
あ!
2年前くらいにペンションハウスによく浮気相手とチェックインしてた人だ!!
ご丁寧に連れの彼女は奥さんじゃないと自分から嬉しそうに喋っていた浮気男!
サー!お久しぶり!
ほら!あのペンションハウスの日本人!
ヴィラサクラ!
気が付く警官
コロナ禍で握手が出来ないのがもどかしい…
奥さん、あ!、いや…、奥さんじゃなくて彼女でしたっけ?例のあの女性!元気ですか?また泊まりに来てくださいね!ね!ね!例の彼女!!
ということで秘密を共有している私達は心の友…
そんなこんなで話をしていると浮気警官いわくだんだんナンバープレートの数字がうっすらギリギリ読めてきたそうで今回は解放!
しかし4,000ペソって高いよね…
さすがにもう一回停められたら罰金不可避なのですぐに仮のナンバーを作り直しに。
仮のナンバープレートを作成できるバイクの修理屋さんは大繁盛…
ご丁寧にいろいろデザインまである
ちなみに一番下の列には自分の好きな文字を入れてもいいそう…
F1のアイスマンことキミライコネンの名言である「Leave me alone」とでも入れようか迷ったが一応やめておいた…汗
しかしいろいろ緩いのにいろいろめんどうなフィリピン…
でもとりあえずこれでバイクは問題なし!
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