前々回のブログで、バイクに乗る時にフルフェイのヘルメットをしないと罰金になるという話を書いた。
私も仕方ないので、新しいヘルメットを買って、検問を何度か無事に通過したが、今度はまた訳の分からないことを言い始めて話題になっている。
それが
フルフェイスのヘルメットをかぶって運転中でもマスクはしないと違反切符を切る
という内容。
実際に検問中に引っかかって、ヘルメットを脱いだ瞬間にマスク未着用で罰金を言い渡されたライダーが多数いるそう。
そこまでする…?(汗)
フルフェイスなので当然ながら飛沫は外に飛ばないし、そもそも運転中なのでそんな問題でもない気がするが、外出時のマスクは義務だという融通の利かないことを言っている。
フルフェイスヘルメットにマスクしろなんてメンドクサイ以外にいろいろ問題がある。
- そもそも暑い
- ヘルメットを被る時にマスクがズレる
- フィリピンのしょぼいクオリティのマスクはヘルメットの脱着時によく紐が切れる
相変わらず車には優しいが、バイクのライダーには意味不明に厳しいフィリピン。
どうしてもマスクをしろというのならもうこれしかない…
ふふ…
これなら文句は言われないだろう。
ただ問題は、口の前の空気の循環口を塞ぐので、バイザーが曇って前が見えなくなること…汗
ちなみに最近バイクの事故が多くなった気がする。
きっとフルフェイスヘルメットをかぶると視界が狭くなって運転しづらいのも理由のひとつだろう。
事故を減らすためにフルフェイスフルフェイスと言っているが、事故が多発している問題はヘルメットじゃないのであんまり意味がない。
というのも、この島の南の方を走る道路で検問したときの結果がそれを物語っている。
バイクと車を停めて免許証の有無・車検証の有無・ナンバーの有効期間などを調べたらしいが、約200台中80台くらいに問題があったそう。
摘発率40%というスゴイ結果…
もうヘルメットうんぬんとか言う以前の問題。
ちなみにこの島は南に行くほどスピード狂の車が増える。理由は道路がほぼまっすぐで走りやすいのと、フィリピン人の謎のレーサー魂に火がつくから。
しかしそんなレーサーみないな走りをしていると、こんな事にもなってしまう。
道路工事をしてくれるのはありがたいが、それを手前でお知らせしてくれるような気遣いは持ち合わせていないので、猛スピードで走っていたら突然のくぼみにドカン…
夜の田舎道になると、街灯はあっても勝手に分解されて中の電気ケーブルが盗まれて機能を果たさず真っ暗なので、気が付いた時にはドーンという感じになる。
この車は夜中に野菜を輸送中だったらしい。ちなみにこんな事故でもシートベルトを締めていなかったドライバーが軽傷で済むというのが、フィリピン人の悪運の強さとタフさを物語っている
どうせ保険になんか入っていないだろうから、車の持ち主は可哀そう。
トラックもそうだが、この手のバンのドライバーは本当にキチガイみたいなスピードで走っていることが多いので要注意。
中には眠気防止のために危ないアレをキメて運転しているバカもいるので、近づかないのが一番。
話がそれてしまったけど、今回のフルフェイスヘルメットとマスクの問題、マスクしないと罰金というのは何とかしてもらいたい。
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