フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【電気工事】この辺の相場っていくら?/ パラワン島

 

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あんまり馴染みのないフィリピンでの電気工事。

 

日本だとちょっとコンセントを増設したい時でも第二種電気工事士の資格が必要で勝手にDIYすると違法になるのだが、フィリピンにもそんな規則があるのかどうかは不明。

 

ただ電気工事専門の職業があってそれをエレクトリシャンと呼ぶ。まぁ要は電気屋さんである。

 

フィリピンのエレクトリシャンに第一種とか第二種とかの種類があるのか知らないがとにかく電気工事の場合はエレクトリシャンを呼ぶというのが慣習。

 

ちなみに今ペンションハウス(ゲストハウス)の外の離れをリフォーム中で電気を新設しているのだが規則があろうがなかろうがぶっちゃげ自分でやっても誰にも注意されることはない

 

ただフィリピンは220Vなので注意しないと普通にあの世に行ける…

 

作業自体はちょっとペンションハウスから離れた電柱についている電気メーターを通ってくる電線から直接配線して離れに新設する小さめのブレーカーへつなぐ。そこから複数のライトやコンセントを設置していく作業。

 

恐いのは電線。もちろん電気が通っているので下手すると感電死。今もこれからもフィリピンでは死にたくないのでやっぱりエレクトリシャンを呼ぶことに。

 

この辺の場合はだいたいどこにも所属していない個人のエレクトリシャンしかいないのでまったくツテのない人はまずツテを探すところから始めないといけない。

 

ただ今回は以前に外の間接照明をつけてくれた同じフィリピン人のエレクトリシャンに頼むことに。

 

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もう取り壊したけどコレ

ということでここからが本題の電気工事の値段。ちなみにここパラワン島のことなので他の地域がどうなのかは不明。

 

ちなみに大工さんとかだと日当いくらという感じだが、エレクトリシャンの場合は作業箇所ごとに相場があって基本は日当ではなく○○の作業は○○ペソという料金体系

 

部品や材料費はもちろん別で作業費として相場こんな感じ(1ペソ約2.2円)

  • コンセント設置300ペソ / 箇所
  • 電球(ライト)設置300ペソ / 箇所
  • 電気が通っている電線からの配線 1,500ペソ / 箇所
  • ブレーカーの設置(超ミニセーフティブレーカー)350ペソ/ 箇所
  • ケーブル配線 50~70ペソ / メートル

 

この辺のショッピングモールの店員さんの日当が300ペソいくかいかないかという感じなので電気工事の作業費は結構高く、エレクトリシャンの専売特許みたいな感じ

 

ただし一応は交渉可能で今回の場合はありがたいことに全部半額以下でやってもらえることになった。

 

 

というのも最初は全部お願いすると高くつくので電線からブレーカーまでの部分だけをやってもらって後は自分でコツコツやろうと思っていたのだが、作業箇所が多いというのもあり、安くしてくれるなら全部お願いするよ言うとじゃあ言い値でいいから全部やらせてくれということになった。

 

コロナ禍で仕事が減ったのかもしれないが別に足元を見たわけじゃなく、コッチもコロナ禍で無収入状態なので無い袖は振れない状態。ただ工事の手間と料金のバランスでこの値段ならお願いしたいという金額に着地したということ。

 

その代わりお昼ご飯も用意するし、別に風が強い日に遅れて来ても、雨が降った日に来なくても文句は言わないし、作業も手伝って一緒にやるという感じ。

 

ということで必要な材料を一緒にアチコチに買いに行って作業開始。

 

本来なら丸々2日あれば終わるくらいなのだがあいにく初日は風が強く大遅刻、2日目は小雨だったのと半日停電で電気ドリルが使えずほとんど作業なし、3日目は雨が強くて姿を見せず、4日目は午後に追加の買い物に行ったきり帰ってこず、やっと今日の5日目で丸1日作業が出来た…汗

 

フィリピン人をせかさないとこんな風にやりたい放題になるという結果が出たのだが、別に急いでいる訳でもないし、最終的に作業さえしっかりやってくれればいいのでもう何でもOK!!

 

明日風が弱くて雨が降らず、停電しなければ作業が終わる予定…汗

 

ちなみにテクニシャンと言っても持参する装備はプラスドライバーとワイヤーカッターとテスターくらい…

 

日本にいるDIY好きが高じて趣味で第二種電気工事士の資格を取ったくらいの人の方が持っている道具は全然多い…

 

大工さんも他の修理屋さんなども皆なそうだけど毎回よくあんな装備で大丈夫かと思うくらい軽装で来るし、なぜ本業なのに道具を揃えないのだろうかといつも謎に思う…

 

まぁみんなの共通点は困ったらだいたいハンマーで何でもかんでもカンカンやること…

 

もちろん装備に関しては人によってマチマチなのでそれなりに道具を持った人も2割くらいはいる

 

でも基本この国の場合は天井や屋根の修理をお願いする時もちゃんと「ハシゴを持っているかどうか、持っていてもちゃんと持ってくるか」を事前に確認しないと普通に手ぶらで来て「届かない」と言ってそのまま帰っていくこともあるのでいろいろ余計な注意が必要

 

それはともかく明日も電気工事のお手伝い。雨だけは降りませんように!

 

 

 

 

 

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