固定資産税:固定資産税とは、固定資産の所有者に課税される地方税
フィリピンにも固定資産税というのがあり、私がやっているペンションハウスももちろん支払う必要がある
フィリピンだから何にも払うもんないでしょ?と思う人もいるかもしれないが固定資産税に関わらず、リタイアしてのんびり住んでいる人以外は他にも何かと毎月納めるものはそれなりにある…
それはともかくこの固定資産税。四半期ごとに最大年4回に分けて支払うことが可能で、納付期限はそれぞれ3月末、6月末、9月末、12月末となっており遅れるとペナルティとして遅延金(2%)が発生。
ちなみに納税額の算出方法や税率については専門外なので不明…でもたしか地方自治体によって税率が変わるはず。
とにかく払わないといけないものは払う!という感じで毎年一括で激混みの市役所で払うのが恒例。
翌年分の前払いも可能でそうすると最大20%の割引(結構大きい…)
ちなみに払うのは土地税(Land)と建物税(Bilding)。
土地税は安くてここの場合だと150平米で年間2,000円弱くらい
ここのペンションハウスの場合は150平米を一区画として連なる3区画なので土地税は単純計算して3倍。
あんまり細かい数字を書くと分かる人はきっと土地や建物の市場価格や評価額が分かるのでここからは細かい数字は内緒に…
建物税は建築面積やどんな建築物かによって変わってくると思うがここの場合は年間数万円くらい。
商売をする場合にはそのビジネス許可証etcを得る為の必要書類の一つとしてこの固定資産税の納税証明書にあたる Real property tax clearance も必要。
ちなみによく分からないがこの Real property tax clearance は建物税のみで、仮に土地税を払ってない場合でも貰える…
もっというと支払う土地税の紙に市場価格というのが書いているのだが今年はなぜか評価額が急に去年の7倍に…。ただ土地税はほとんど変わらず…
確実にどっちかが間違っているのだが、きっとこのコロナ禍で市役所のコンピューターも変なウイルスに感染しているのだろう。
とにかくいちいち細かいところにツッコんでいたらキリがないのでその辺は放っておくのが一番…(たぶん)
ちなみにフィリピンでは日本人の個人名義では土地は買えない。なので普通はコーポレーション(法人)であればその名義で購入したり、フィリピン人の配偶者がいればその名義で買うのが一般的。
ただし適当なフィリピン人の名義を借りて買うというのは違法らしいし、後々トラブルになる可能性も少なからずあるので注意が必要。
コンドミニアムやタウンハウスと呼ばれるものの一部であれば買えるとか、建物なら大丈夫とかいろいろあるがその辺は専門家に頼るのが一番。
それはともかくこの辺をちょっと歩くだけでもいろんな形態の家があって、普通の日本人が見たら「え?ここにみんなで住んでるの?」的な家も多いのだが、一体どのあたりまで登記されているのかは謎…
たぶん建築許可証を取って建てる「ザ・家!建物!」という規模のもの以外は登記もへったくれもないのではないかと思う
またよく道路沿いにみんながそれぞれなんとなく勝手に家を作って長年住んでいたら突然道路拡張で問答無用で破壊されてニュースになっている。
なんか可哀そうだとは思うが仕方ないよね…と感じる微妙なライン…
まぁフィリピンなのでいろいろと細かいことを考えると終わりがないので家に関してはちょっと雨漏りしようが傾いていようが家族で仲良く過ごせればそれできっと大丈夫!
という感じで今日はおしまい。また次のブログをお楽しみに!
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