記憶が確かであれば昨年の3月15日くらいからフィリピンの学校はストップしたまま。
公立・私立問わず小学生から高校生も含めて登校している様子は一切ない。
私立の場合は学校によってはオンラインクラスがあったりするみたいだが、ここパラワン島の公立学校は私が知る限りオンラインクラスもなし。
勉強は何をやっているのかと言えば学校から与えられたモジュールという名の課題。
従業員の小学生の息子はお母さんと一緒に学校から与えられた課題をやっているみたいだが、フィリピンあるあるでほぼお母さんがやっている…汗
高校生は一応自分でやっているみたいだが提出期限ギリギリになって慌ててやっつけで勢いで済ませている感じ。
大学生は一応オンラインクラスがあるみたいだがそれもあったりなかったり。学校での対面授業はなし。
私は別に子供がいる訳でもないので関係ないのだが見ていてさすがにそろそろ大丈夫かフィリピン?と心配になってきた…
来月も確実に学校はないのでフィリピンの子供の教育が丸々一年間ストップしている状態
最初の方は学校に行かなくてラッキー的なことを言っていたが数ヵ月経つとさすがに学校に行きたいと言うようになり何だか不憫に感じてしまった。
ロックダウンされた当初はいろいろ外出禁止とか厳しかったので大人しくステイホームしていたが多感で遊び盛りの子供を1年間も家だけで過ごさせるのは普通に考えて無理があるし面倒を見る親の負担も大きい。
現状は学校は再開していないのに実際はその辺で小さな子供達は集まって遊びまくり、高校生くらいになると日雇いバイトみたいなのをしている。
フィリピン人の学力の話をすると経済開発機構(OECD)というところが2019年12月に公表した国際学習到達度調査(PISA)では『読解力』が最下位、『科学的応用力』と『数学的応用力』が下から2番目の78位と基礎学力の質が劣っていることが判明している
基礎学力…
なんか分かる気がするがこれがひどくなって将来的にいろんな部分に影響が出そうだ…
子供を持つ日本人在住者にとっても日本では我が子と同い年の子供が学校にいっていることを考えるといろいろ心配だろう。
さてどうなるフィリピン…
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