フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【揉めてる】市場移転で見える人間模様と影 / パラワン島

 

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約4億円の移転先市場プロジェクト…

 

ここフィリピンにあるパラワン島の中心には2つの公共市場がある。

 

もちろんショッピングモールにはスーパーマーケットもあるが一般庶民にはちょっと高いので経済的に余裕のある人だけそこで食料品を買うという感じ。

 

揉めているのはすでに移転された新市場の方。

 

移転の理由はもともとの市場があった場所に新しくモールを作るかららしいが、その市場で食料品を売っていた人達(ベンダー)は撤去されて新しい市場に移動せざるを得なくなってしまった。

 

さらに問題となっているのはその新市場の移転先となる場所。なぜか中心地から遠く離れた端っこにあるからである。

 

ここに住んでいる私や住民の感覚からすると「え?あんなところになったの?遠すぎ…汗」という感じでビックリの場所。

 

例えるなら築地の市場が青梅市あたりに移動になった感じ…

 

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こんな感じ

 

しかも建設会社は行政との癒着がとりだたされている会社。クリスマスに町長にお金をプレゼントして炎上していた…

 

palawan.hatenablog.com

 

遠くの新しい市場の受注額は約4億円。

 

はっきり言ってフィリピンの公共市場なんて床がコンクリートで屋根が付いていればいいだけなのにわざわざグーグルの秘密基地みたいな外観になっているのが無理やり高く作っている感が見え見え…

 

当然ベンダー達は反対し、現在はウチの近所の私有地の空き地を借りてそこで勝手に市場を作り野菜や肉を売り始めた。

 

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とりあえず売り場を作っているベンダー達

これに怒ったのが行政側。

 

言い分としては必要な手続きと許可を得ていないということで、早急にやめないと強制的に撤去すると言っている。

 

しかしベンダー達にも生活がある。

 

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抗議して訴えるベンダー達


私有地のオーナーと賃貸契約して営業をする。しかし営業するには行政が発行する諸々の許可証が必要。

 

もし役所が許可証を出さないとなると…そう考えると可哀そうだがベンダー達に勝ち目はない…

 

一体どんな立派な計画があってあんなところに立派な市場を作っているのか、というかそもそも特定の誰かの懐が潤うという計画なのかもしれない…

 

もしそれすら無かったら無計画過ぎて謎の意味不明なプロジェクトだが、それはともかく一体ベンダー達はどうなるのか

 

近所の出来事なので進展があればお知らせします。

 

 

 

 

 

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