フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【そろそろ誘拐保険が必要?】景気悪化を身代金でカバーするフィリピンの中国人

 

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フィリピンで日本人が巻き込まれた誘拐と言えば1986年11月の三井物産マニラ支店長誘拐事件。

 

過去50年の中で海外で発生した邦人の誘拐事件トップ30には入るくらい有名な事件だが、この時は身代金1,000万ドルによって無事釈放されたらしい。

 

 

私は当時3歳なので全然覚えていないが当時日本でも報道されて注目されたらしく、ウィキペディアによると犯人との交渉を三井物産がイギリスの誘拐事件専門のコンサルティング会社に依頼して行ったことが類似事件を誘発するとして物議を醸し非難されたとある。

 

ちなみにフィリピンは南米ほどではないが誘拐がよく発生している国でもある。

 

よく外務省から危険情報として流れてくるのはテロ組織が外国人を狙った誘拐を企てているから注意して下さい的なものだが、それとは別にフィリピン在住の中国人達がフィリピンを舞台に同胞を誘拐しているニュースもそれ以上の頻度でよく耳にする。

 

そしてどうもそれが先月あたりから首都圏マニラを中心に多発しているらしい。頻度で言うと週に2~3人の中国人が中国人に誘拐されているとのこと。

 

週に2~3人なんて怖くて外を歩けないレベル…汗

 

しかし現地フィリピンの悪フィリピン人をさしおいて仲間割れやりたい放題の中国人たち。

 

特にオフショアゲーム事業関連の中国人が関係しているらしく、コロナ禍でまったく仕事にならずその辺の中国人をさらって本国の家族から身代金をとっているらしい。

 

もともと中国人従業員だらけのオフショアゲーム事業はいろんな違法行為のオンパレードで問題視されていたが、今回はその中国人従業員たち自身も誘拐されているのでもうカオス状態

 

フィリピンの警察もコロナ禍の対応でなんだか忙しいらしく、暴れる中国人の相手まではしていられないとか…

 

最近では南シナ海でフィリピンと中国が領土問題を抱えるエリアに200隻もの中国船の存在が確認されて問題になっているが、あんまりやり過ぎるとフィリピン人の中国人に対する国民感情がもっと悪くなってしまうのではないかと心配になってしまう。

 

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すごい存在感…

 

しかしこのご時世に誘拐多発なんてなんとも物騒な話。誘拐保険なんか販売したら売れるかもしれないが同時に誘拐ビジネスとしてもっと火がつくかもしれない

 

 

 

 

 

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