「マニラ空港に到着した時のあの熱風と匂いでフィリピンに来たって感じがするんですよね」
昨年の2020年3月15日にフィリピンの首都圏のメトロマニラがロックダウンされてから早10ヵ月。
あれから現在まで特定のビザと余程の理由がない限り日本人が気軽にフィリピンに入国することが出来なくなった訳だがそろそろフィリピンを恋しく思う人も多くなっているのではないかと思う。
冒頭の言葉は以前マニラ空港から乗り継ぎしてここパラワン島へ旅行に来てくれたとあるフィリピンフリークの男性が言った言葉だが、確かにマニラ空港に着陸して飛行機を降りた瞬間に肌にあたる空気と匂いはフィリピンを感じる瞬間だ。
汚れた空気と暑さはどちらかと言うと不快なはずなのになぜか少し心地よさを感じる
そして次の瞬間には「またフィリピンに来たんだな…」とスマホや財布、荷物の所在に集中し始める。
油断したらロクなことが起きないフィリピンでは日本に帰国する飛行機に乗るまでそれを続ける必要がある。
フィリピンに初めて来た人もマニラ空港のある種猥雑な雰囲気に触れ、得体のしれない未知の国に来たと無意識に感じただろう。
訪比回数が多い人にとってはその雰囲気がフィリピンに来たという現実をリアルに実感させるスイッチとなるのだろう。
毎回嫌々ながらも乗らざるを得ないタクシーは常にボッタくりと隣り合わせ
タクシードライバーのひどい愛想と運転で渋滞の中向かう最初の目的地
そこからはそれぞれのフィリピン滞在記が始まって様々な思い出を作っていく
日本に住んでいながらもフィリピンに深く関わっている人やフィリピンが好きな人は一体いつになったらフィリピンに行くことが出来るのだろうとヤキモキしている人も多いだろう
それがいつになるのかは予想がつかないがフィリピンは相変わらずフィリピンのままなのでその時が来たらまた以前と同じ熱風を感じ匂いを嗅ぐことが出来ると思う
これからフィリピンのコロナパンデミックがどんな風になっていくのか分からないし、フィリピンよりも日本を心配しなくてはいけない状況になっているが、人ひとりの力でどうにか出来るものでもないので状況の好転を願いながら様子を見てみよう
さて今日も二度と来ることのない大事な1日。頑張って一生懸命過ごそう
Every moment matters
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