今年3月の話
日本からパラワン島旅行に来た2名様
プエルトプリンセサ空港到着時にお一方の預け荷物であるスーツケースが所在不明のいわゆるロストバッゲージ
実はこれにはちょっと複雑な物語が・・・
まず二人は日本からは別々の便で来て、乗り換えのマニラ空港で合流し、本来は2人一緒にプエルトプリンセサ空港行きの飛行機に乗るはずだったのだが、実は2人の持っているマニラ⇒プエルトプリンセサ行きのチケットの便が違っており、さぁ搭乗しようかというタイミングでそれが発覚。
話を聞くと最終的には搭乗ゲート付近で笑顔でひと時のお別れ
で詳細を知らずに空港で待っていた私は聞いていた到着時間に現れたお一人とのみ合流。
でマニラに残る形になったもう一人は本来朝一番の4時くらいの出発便だったらしいが、もちろんその飛行機はもうずいぶん前に出発しているので、乗り過ごした状態。なのでその場で次の便のチケットを購入。
ただ急遽購入したそのチケットは預け荷物は付いてなかった。
ちなみに彼女は元々購入済みのチケットでずいぶん前にスーツケースと一緒にチェックイン済み
さらに改めてチケットを購入した時になぜか空港の職員のだれかに預け荷物を証明するバーコードとナンバーの付いた紙を必要ないからといって取られてしまったらしい
そんなこんなで当初の予定より遅れること2時間、ようやくプエルトプリンセサ空港で2人は再会を果たすが、ただ残念なことに予定していたツアーはもう出発して参加出来ない。
さらに出てくると思っていたスーツケースも流れてこない・・・
ということで急遽スーツケース探しツアーのスタート
ただやはりあの預け荷物の紙がないので、この一連の流れを一から説明しなければいけないのだが、ここはフィリピン、単純なロストバッゲージだけでも大丈夫?という感じなのにさらにこの状況はちょっとピンチ・・・
ということで一番眠そうじゃないフィリピン人空港職員を捕まえて説明。このプエルトプリンセサ空港内になければ確実にマニラ空港内にあるので、まずはその確認
でどうやらここにはないので、スーツケースはまだマニラ空港。でもどこにあるのか不明
そしてここは連係プレーが全然出来ないフィリピン・・・
スーツケースの特徴を伝えて、念入りに、そして絶対にマニラ空港のどこかに放置されているから!と強く、でも優しく話す。
こんな時はフィリピン人の機嫌を損ねるのが一番まずい。。。ちゃんと探してくれなくなっちゃう・・汗。
もう最新の注意を払って微妙なさじ加減で対応
しかしやっぱりすんなりスーツケースの所在が判明する訳もなく、いろいろと書類にサイン。連絡を待つことに。もちろん担当者の名前、連絡先もチェック。これをしないと後日問合せをしても「は?」と言われてしまう
最低2、3日はかかるねと言われたので、さらに念の為、日本の窓口にも国際電話して事情を話し、フォローしてもらう。
とりあえずすぐに見つかるような期待はしてもしょうがないので、なんとかパラワン島滞在中の数日間の間にスーツケースをマニラから送ってもらうことが目標。
しかし今回はその女性2人は実際はもちろん困っているが落ち着いてたし、そんな状況でも初のパラワン島を楽しんでいたので私もありがたかった。(素敵な旅人)
結局予想よりも早く、その日の夕方に空港の片隅に放置されていたスーツケースが発見され翌日お客さんのもとに生還。
いろいろと大変だったけど無くしたものが見つかって私も一安心!
朝プエルトプリンセサ空港到着のお客さんのスーツケースが行方不明。マニラ空港での乗換え時の急な航空券の買い換え、また預け荷物の控え券もなく、単純なロストバッゲージじゃなかったので大変だったけど、マニラで無事発見!!
— パラワンの海から 𓆛 KEI (@palawan_japan) 2019年3月12日
ほんとに良かった💨
6人中3人は演奏していない空港の演奏隊 pic.twitter.com/ZljdgFetnV
でもフィリピンは紛失物が無事に届けられたり見つかったりするとニュースになる国なので財布とかスマートフォンなどは特に紛失に注意しましょう!