フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【比生活】地味に大事な本当の小手先テクニック/見た目のフィリピン

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このブログはフィリピンのパラワン島よりお届けしています

人は見た目

日本以上に見た目で判断されるフィリピン

 

私は普段は色褪せたTシャツ・短パン・ビーサンとその辺を歩いているヨレヨレフィリピン人と同じかちょっとマシくらいの格好で日々を過ごしているが、仕事関係やプライベートの話をサクッとまとめたい時は襟付きのシャツに長ズボンを履き、ビーザンを脱ぎ捨てて靴を履く。

 

そしてGショックじゃなく太陽光でキラっと反射する見た目だけ高そうな腕時計を装着。

 

そうすれば細かい問題があってもだいたいなんちゃって見た目パワーで解決してくれるからである。

 

日本的感覚だとそんなことで!?と思うかもしれないが、私がフィリピンで身に付けた地味に大事な本当の小手先テクニック!

 

それくらいフィリピン人は相手の見た目で社会的経済的ステータスを自動的にランク付けし、それによって対応があからさまに変わる。

 

TPOより靴を履く

フィリピン人女性目的で渡比する日本人のオジサマ達はだいたいTシャツ・短パン・ビーサンでユルく出歩いているがはっきり言って服装を変えるだけで食いつきが絶対違ってくる。

 

ブランド物のどんな高価なTシャツ、短パン、サンダルを履いても普通のフィリピン人にとってはその辺の道路脇で売っている数百ペソのパチモノと同じにしか見えない。

 

フィリピンだから南国スタイルがTPO的に適していると思っているのはそんな日本人だけで実際はちょっと違って分かりやすくちゃんとした格好がウケがいいのである。

 

そんなフィリピンでその他の効果的なオプションは車。よく磨かれた大きめのトヨタか三菱に乗っていれば本当の懐事情は関係なく庶民からすると「お金持ち」に分類される。

 

そして最も身近な持ち物で最大の効果を発揮するのが最新のアイフォン。

 

最新アイフォンは88日分の労働対価

未だにスモールフォンと呼ばれる手のひらサイズのガラゲーを使ったり、それすら持ってなかったり、レンズの焦点が合わないスマホを使っていたりと、お金がないのでハイスペックなスマホが買えない多くのフィリピン人。

 

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スモールフォン(1,000円以下)

 

なので最新のアイフォンなんて憧れ中の憧れ。私は3年前に型落ちのソニーのスマホを当時確か7万円くらいで買ったが、フィリピンではまったく人気がない。

 

その証拠にパラワン島ではソニーのスマホのアクセサリーは一切売っていないし、直営店も知らない内に撤退していてもう保証とかなくなってしまった…涙

 

話を戻すと現在の最新アイフォンを調べるとiPhone12Pro。 

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128GBモデル(約135,000円)

高い…汗

 

ちょっと面白い記事があったので紹介すると、この最新アイフォンを購入するのに何日間働かないといけないかという国別の調査データが海外サイトの記事に載っていた。

 

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いろいろな統計とデータを元に計算しているみたいだが、日本だと平均9.8日。つまり約10日間働いた給料を全額出せばキャッシュで買えるということ。

 

そしてフィリピンはなんと88.2日!

 

調査対象の58の国と地域で最長…汗

 

とにかく最新アイフォンを犯罪以外の方法で手に入れるには約3ヵ月分の全給料が必要になるらしい。

 

こんな結果なので給料に対して相対的にめちゃくちゃ高価なので背伸びしようがローンを組もうが庶民にはとても買える品物ではないのが最新iPhone

 

なのでそれを所持するパワーは絶大。ソニーやサムスンの最新機種もそれなりの値段はするけどフィリピン人にとっては「iPhone」は別格扱い。

 

最新アイフォンで自撮りしてフェイスブックに投稿し、メッセンジャーで「I love you」を愛人恋人に送ることが出来るのは最大のステータス。

 

ということでフィリピンでiPhoneを持ち歩くときはご注意を!

 

 

palawan.hatenablog.com

 

 

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