フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【こ、これは…】知ってたらフィリピン通!?/ パラワン島

 

土曜日の夜、約3ヵ月ぶりに近所がカラオケを開始

 

誰かの誕生日か何かか分からないが、フィリピンではお馴染みのカラオケマシーンのレンタルでさっきから歌声が聞こえてくる。

 

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やたらデカいコレがカラオケマシーン / レンタル約2,000円 / 日

 

今はなんちゃってロックダウン中なのでもうカラオケは解禁になったのかもしれないが、問題は聞こえて来た歌

 

 

「いつも、こころぉーにひぃとーつの、〇△×〇△×」

 

 

!?

 

 

 

ま、まさか、こ、この歌は!?

 

 

 

だ、だ、だ、だい・・・

 

 

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サビだけ日本語でフィリピン人が歌う謎の曲「Itsumo / いつも」!

 

ちなみにサビの歌詞はこれ

 

Itsumo kokoro we hoshi itsuka
Dare kato mata koi nei utchitimo
Itsumo kokoro nei eiro itsumo
Anata dake no basho ga aru kara

 

イツモ ココロ ウェ ホシ イツカ

ダレ カト マタ コイ ネイ ウチティモ

イツモ ココロ ネイ エロ イツモ

アナタ ダケ ノ バショ ガ アル カラ

 

この動画のちょうど1分からサビが始まるので知らない人はチェックを!

 


MOBBSTARR: Dice & k9 - Itsumo

 

 

まったく謎だらけのこのフィリピン人グループとこの曲

 

この曲、本当に時々フィリピン人が歌うし、日本人でしょ?この曲知ってる?と聞かれる私の中では謎の曲。

 

まさか、今日近所のカラオケから聞こえてくるとは思わなかった…

 

一瞬「日本の曲かぁ・・懐かしいなぁ・・」なんてセンチな気持ちになったが、よく考えたらまったく知らない謎の曲だ

 

 

しかし曲のタイトルにもなっている「Itsumo / いつも」…

 

謎のフィリピーナの発音がちゃんと「ツ」になっていてこれが最高にイケてる!

 

なぜならフィリピン人は「tsu」を「チュ」と発音するのだが、この曲は完璧に近い「ツ」で完成度は高い

 

 

気になる人はもう一度チェックを!

 


MOBBSTARR: Dice & k9 - Itsumo

 

 

しかし「tsu」はいい感じだが、歌詞の別の部分で微妙な日本語になっている。ただこれがなんだかいい味を出しているようないないような

 

 

もう何かどうでもいいのに気になって仕方がないので、調べてみた

 

 

Dice and K9(ヒップホップグループ)

 

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2002年結成。この「Itsumo」はファーストアルバムに収録され、セブ限定でリリース。ただこれがスマッシュヒット。そしてあの「 Warner Music」の目にとまり、セカンドアルバム「Mobbstarr」にも同曲を収録し、フィリピン国内のみならずアジアでも発売、マニラを皮切りにツアー。2003~2007年にかけて2003 Song of The Year in Davao and Cebu, 2004 MTV Asia awards for Favorite Group, Best Rap Group in the 1st, 2nd and 3rd Annual Hip-hop Awards in 2005, 2006 and 2007と数々の賞をたくさん受賞。

 

なんか予想に反して凄いグループ・・・。ホントに今から約18年にこの曲がフィリピン全土を席捲していたのだろうか…私が19歳くらいのころか…

 

しかし歌詞を改めてよく見てみるとただのラブソングではない。なんかちょいやんちゃ系だが、内面はピュアでストレートな仕上がりになっている…。

 

何か聴けば聴くほど素敵な曲に思えてくるようなこないような…

 

PVも気になるポイントが多い…雰囲気が軟式グローブみたい…

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懐かし…

 

PVは日本の襖を思わせる所からスタートしハッピも見える

 

その後はコンビニ?いや品揃え的に商店だろうか・・・いやもうCDや飲み物、文房具、カップラーメンに洗剤らしきものまで売ってる様子なので何屋か分からない。

 

ただ日本語が書かれているし日本の商品が並んでいるので日本には間違いない。

 

見れば見るほど中々奥深いPVだが、2002年ごろの日本ってこんな感じだっただろうか…だいぶ昔の映像に感じる

 

最大の疑問は英語の歌詞に日本語のサビ。

 

これは単なる想像だが、きっとメンバーの内の一人のお母さんが元ジャパユキさんで、そのお母さん監修の元、例のあの歌詞の部分を作ったのだろう。だとしたらあの微妙な完成度も納得できる。

 

とにかく、2020年にここパラワン島のご近所さんのカラオケからこの曲が聞こえてくるなんて、この曲がヒットしていた頃の自分は想像すらしなかった…不思議…

 

あなたもフィリピンのどこかで耳にする日が来るかもしれない・・・

 

 

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