フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【突撃訪問者】お金下さいって…みんなどうしてるの?私はなんだかんだであげる派

 

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 前回のブログで20前後の若いフィリピン人の女性がいきなり家に来てお金を恵んで下さいとお願いしてきたことがあったという話を書いたら、「それは集金のプロですね」と言うコメントをいただいた。

 

確かにそんな気もするが、目の前であの演技?をされてしまうとなかなか断れないというのが本音。その理由は主に以下のような3つある

  1. あげるお金の額が少ないからハードルが低い
  2. もし本当だったら可哀そう
  3. 周りの目があり「アイツあんな可哀そうな?フィリピン人のお願いを受け入れないなんてヒドイ男」と思われるのが嫌

もし「すみません100万円貸して下さい…」とか言われたら「い、いやさすがにそれは…汗」となって断りやすいし、もし突撃訪問でそれが成立するなら逆そのテクニックを1,000ペソくらいで教えて欲しいくらいだが、実際あげる金額は数百ペソなので「これくらいなら仕方がない」と割り切れ、「あげる」というハードルが低い。

 

ちなみに前回は若い女の子バージョンだったのだが、実は突撃訪問パターンは他にもいろいろあって主なレギュラー陣はこんな感じ

 

・中年夫婦で子供が病気で治療費のカンパ(スゴイ病気な感じの息子の写真持参など)

・80歳くらいのヨレヨレの杖をついたおばあちゃん(耳が遠くて会話があまり成立しない)

・6-10歳くらいの小学生集団

 

中年夫婦に関しては「子供が病気」というキラーワードで攻めてくるのでなかなか断れない。ちなみに病気系の場合は約7割が写真を持参してくるのだが、かなりエグイ状態の写真。しかしぶっちゃげそれもネットから拾ってきたやつという可能性は捨てきれない…汗。なんにせよわざわざ調べるのもアレなので真偽についてはあえてツッコまないようにしている。

 

 

 

80歳くらいの腰の曲がったヨレヨレおばあちゃんに関しては、特定の人で定期的にやってくる。この人は2回目だろうが10回目だろうが毎回「初めて」というスタンスで来るのがポイント。

たぶんワザとだと思うが、ガチのおばあちゃんなので本当に記憶がないという可能性もある。ちなみに以前ここから約50kmくらい離れた場所でもこのおばあちゃんが杖をついて歩いているのを目撃したことがある。おそらく島内でルートを決めてやっているのだろう。

 

それから私はそのおばあちゃんを密かに集金アスリート認定し、その歩行距離に敬意を示すという意味でお金を渡している。

 

最後の子供の集団だが、実は子供にはお金はあげない。あまりこれを言うとアレな感じだが、フィリピンのドローカルな子供の中には礼儀とマナーを一切伴わない元気玉のようなエネルギーの塊なのが大勢いる

そんな元気な彼らは突然家にやってきて片手を無造作に出して「金くれ」と言ってくるので「仕方ないからあげようか」という気には一切ならない

 

たまにゴミ捨てするから10ペソ頂戴と交渉してくる子供もいるが、それならまだ話は分かる。それでも一度あげると下手したら週3くらいの頻度で来るようになるので子供にはあげないことにしている。

 

 

 

ちなみにこのパラワン島にはストリートチルドレン的な子供はほとんどいなかったのだが、最近は道路で一ヵ月に1回くらい赤信号で停車している車の窓ガラスをたたく子供を見かけるようになった。

 

元締めがいるのか親がやらせているのか知らないが、以前は見かけなかった光景。そうされたフィリピン人ドライバーはどうするのかと観察していたら結構な確率でお金を渡していた。

 

なにはともあれフィリピンの子供はルール無用で本当に元気すぎる。一人でいると意外と大人しいのだが、3人以上のグループになるともう手が付けられないくらい暴れるように遊ぶ。

 

別に私は子供は嫌いじゃないのだが、親も一切注意しない無法地帯状態で発狂したかのような遊び方をするフィリピンの子供達を見てきて、もうなるべく関わらないように心がけている。

 

ただもちろんそんな子供ばかりじゃなくて、昔住んでいた場所にはその家のオーナー親の躾がちゃんとされている小学生低学年の元気な姉妹2人組もいた。彼女達の場合は同じ元気の塊でもダメと言ったら素直に言うことを聞いてくれていたのでよく遊んでいた。

 

話がそれてしまったが、とにかくお金をあげるあげない問題に関しては私の場合は人が好いというより、なんだか断る自分が何だかアレだからという気持ちが先行している感がある。

 

確か先月は生活苦でブコパイを売り歩いているという30代くらいのフィリピン人女性が来た。作りたてで温かいのか、それともこの炎天下で温められたのか分からないブコパイを一つ150ペソで買った。

味が特別美味いということはなく、至って普通ということもフィリピンあるあるで、たぶんその辺で買ってきたやつに数十ペソ上乗せして売り歩いているのだと思う。

そんな感じなのでセールストークはブコパイの味じゃなくて身の上話。でもたまにはブコパイも食べたくなるから、来週また来てくれたら買うからと伝えても何故か二度と来ることはない…汗

 

突撃訪問者から「タオポータオポー」とゲートの外から何度も呼ばれると次は一体何?誰?と正直ウンザリすることが多いが、彼ら以外にも別件で訪問してくる人はいるので無視する訳にはいかず…もうこれは仕方ないと割り切っている今日この頃…

 

 

 

 

 

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