ブタに「ちゃん」をつけて可愛く呼んでもこの光景が微笑ましいものになることはないけど…1ミリだけでもそれに寄せたい…
ブタちゃんの頭…
ちなみに2つバージョンはコチラ…
こんなのどうするんですか?可哀そう!
という女子大生の声が日本から聞こえてきそうだが、答えは一つ…
食べる…
それ以外の可能性があるとすれば、うーん…、仮に剥製を作る技術があれば剥製にして玄関にでも飾って魔除けにしたりするかもしれない。
ただここはフィリピンなのでそんなもったいないことはぜずに食べる…
頭2つで約11kg。ブタちゃんの頭って一つ5キロくらいなのね…
ちなみにフィリピンではニワトリの頭だって普通に?食べる。だからブタちゃんの頭も食べないと逆に可哀そう!
で、何でこんなものを持っているかというと、ちょっといろいろ事情があって買うことになり…かくかくしかじか…、とにかく豚の頭はフィリピン料理では結構いろいろ使われる。
その辺の道路脇のローカル食堂でも料理の材料にしているのでも珍しいかと言われれば全然珍しくない。ただ一般家庭ではあまり丸ごとは買わない。
ちなみに私は動物の頭は好んで食べない…。ただ数年前にニワトリの頭を認識せずに食べてしまったことはある。
場所はこの近所。その辺の道端で豚の串焼き(バーベキュー)を売っている屋台みたいなのが点在しており、その一つで普通のバーベキューだと思って手に取って食べたのがニワトリの頭だった…
あの時はよく見ずに当たり前にブタだと思って食べたので味が全然違って苦くて変な歯ごたえで…(涙)、よくよく自分の手で持っているものを見ると、串にニワトリの頭が3連コンボしていた。
値段はたしか20ペソ(40円)くらいだったような…。とにかく変なモノを食べたと思って人生初、その場で吐き出した…
屋台の人からすれば目の前でずいぶん迷惑なことをする客になってしまい申し訳なかったが、はじめてニワトリの頭を食べるのに心の準備がゼロ、むしろ認識すらしていないというのは純日本人にとってはドッキリでしかないので、ある意味仕方がない…汗
あれ以来市場でニワトリの頭を見るのもいやになった…(トラウマ)
話をブタちゃんの頭に戻すと、値段は1kgあたり190ペソ(約400円)前後。まぁ安く買おうと探せばお店によっては160ペソくらいでは買えることもある。
他の豚の部位がだいたい市場の値段で240ペソ前後なので頭はちょっと安い。ちなみにタガログ語で頭はウロと言い、他の部位はいろいろでマスカラ(顔の皮)・レンポ(バラ)・カシン(肩)とか、英語で普通にポークリブとかポークチョップを呼ぶものもある。
まぁどれもまったく知る必要のない言葉…
それはともかく、このブタちゃんよく見ると目が半開きで目玉が見える。死んだ豚の眼球…さすがに何だかアレな感じで1秒以上は直視できない…。
普通フィリピンでは一般庶民の家庭だとフ豚肉より鶏肉を多く食べる。その理由が鶏肉の方が170ペソ/kgと普通の豚の部位より安いからなのかは分からない。
ちなみに鶏肉にも実はブランドがいろいろあって、お店や人によってはこのブランドしか食べないというこだわりのある人もいる。
近所の立派な家に住んでいるドクターは値段の高いオーガニックのニワトリらしい。さすがお金持ちは違うという感じ。
私も試しに買って食べてみたが、味に関しては全然普通のチキンと違いが分からない。強いて言うなら弾力があるくらい。
ブタとニワトリの話を行ったり来たりでまとまりがなくなってきたけど、とにかくこのブタちゃんの頭。機会があれば皆さんもフィリピンで買ってみてはいかがでしょうか?(意味不明な終わり方…汗)
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