ここフィリピンのパラワン島中南部のナラという田舎町で泥棒事件が発生。
ちなみにこの町は田舎にも関わらずなぜか去年から町長や若手弁護士が銃撃されるなどの事件が立て続けに起こり、ここ一年で一気にパラワン島イチのデンジャラスタウンになってしまった。
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そんな町で今度は泥棒事件が発生。被害額は20万ペソ(約45万円)相当のブレスレット4個らしいが、家主が不在中の一軒家に屋根から忍び込まれたらしい。
だいたいこの辺りだと2万ペソ(4万円)以上が盗まれるとローカルニュースになるので、今回はなかなかのビッグニュースになる。
勝手に被害者をプロファイリングすると、1個平均5万ペソの貴金属を家に持っているということからお金には困っていない裕福な家庭、でも家にガードマンがいないので超お金持ちではない。
さらに設置していた防犯カメラも壊れたままにしていたという危機管理の甘さ、そして絶妙に高価なブレスレットを4つも持っているという背景からして、メンツプライド重視のザ・田舎の小金持ちフィリピン人といったところだろう(失礼…汗)
それはともかく、今回家に侵入してブレスレットを実際に盗ったのは子供ではないかと推測されている。
その理由が天井に空いた穴。警察の現場検証レポートによると大人では入れない大きさの穴だったらしい。
う~ん…確かにハサミの大きさと比較すると大人ではちょっとギリギリか…。ただ腹のでっぷりしたフィリピン人には無理なのは確実。
ちなみにフィリピンの2階建て一軒家の場合だと、なぜか屋根付近の壁のどこかに通気口みたいな大人が入れるサイズの四角い穴が丸だしのことがあり、それがそのまま屋根裏に繋がっていることがある。
普通は金網とかがあるのだが、古くなるとどこかへ消えて?、その穴から鳥とかネコとかネズミが入って屋根裏で運動会をすることがあるのだが、きっと今回は親子でそこから侵入し、天井に穴をあけ、ロープか何かで子供を降ろして、金目の物を盗った後に同じようにして出て行ったのだろう。
子供を泥棒に使うなんて倫理観の欠片もなくてアレな感じだが、実はひと昔前に日本でも子供を使った泥棒が流行っていたことがあった。
特にちょっと古めの集合住宅になると玄関扉自体に郵便入れの穴がついていて、構造によってはそこから子供の手を入れて、扉の内側のロック(サムターン)を操作して鍵を解錠するという手口。
人間忙しくなるとネコの手も借りたくなるというが、切羽詰まると子供の手まで借りたくなるのかもしれない…汗
とにかく今回はケガなどの被害者がいなかったので不幸中の幸い。
こういうケースで一番怖いのは泥棒との鉢合わせ。直接泥棒と対面したことがないので分からないが、きっと丸腰ではないと思うので、変な密造銃とか包丁とかで襲われたりなんかしたら最悪…
とにかく防犯に関しては最低でも犬・防犯カメラ・センサーライトあたりは抑止力になるので装備しておくべきだろう。
しかしこのままロックダウンが続くと冗談抜きで治安がちょっと心配になってくる…大丈夫かな…
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