フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【つれづれ日記】100ペソ紙幣を2枚握った女の子 / 最近のパラワン島の様子

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ここ数日ギックリ背中と思われる症状で死にそうになっていたけど、4日目にして80%回復。背中が痛すぎて体勢によっては息苦しさもあったのでコロナに感染したかと思ってビビッていた…

 

ちなみに知らない内にここパラワン島のコロナの状況は地方を中心に増加傾向にあるらしい。とは言っても8月10日時点でアクティブケースは521人。

 

統計局の最新の発表でパラワン州全体の人口が約125万人に達したそうだが、125万人中の521人なら別にどうってことない感じがする。統計といっても出生届も怪しいフィリピンなので本当の人口はもっといる感じがしてならないが、人口増加率そのものはスゴイ。

 

 

 

私の住むパラワン州唯一の市であるプエルトプリンセサ市の人口はついに30万人に。つい数年前まで20万人とか25万人とかうんぬん言っていたけど今回の新しい統計では30万人越え…。人口増加率にいたっては約4%にもなっているらしい。

 

そんな数年で本当に数万人増えるのか疑問だが、コロナベイビーで出生率も爆上げしたみたいなので、今後人口だけには困らないだろう…汗

 

ちなみにマニラ首都圏は先週くらいからECQという一番厳しい外出制限に逆戻りしているらしいが、きっと数ヵ月したらこのパラワン島もまたECQになりそうな予感。だいたい数ヵ月遅れで同じ状況になっているのでもう時間の問題。

 

 

 

まだこの島ではデルタ株は確認されていないらしいが、デルタ株の事例が数件見つかれば、役所は大騒ぎしたあげくまたまたロックダウンを決行して、ステイホームという名の行政機能停止で役所の臨時サマーバケーション状態になると思われる。

 

まぁでも雰囲気的にはもうコロナには飽きたという空気が漂っているのでロックダウンされたとしても形だけになるのかも。。もしくは島民がデルタ株に異常な恐怖を持った場合は再度雰囲気が変わる可能性もある。

 

ちなみに私はまたワクチンは打っていないが、今後もしばらくは打たない予定。理由は特にないけど敢えて言うならわざわざ長蛇の列に並んでまで打ちたくないという感じ。

 

フィリピン生活では普段から本当に意味不明に並んで待たされることが多すぎて、どうしても必須でない限り自分からは絶対に並びに行きたくない…(マジで…)

 

話は変わるがこの間夕方に20歳前後くらいのフィリピン人の女の子が訪ねてきた。全然知らない人だったが、どうやら家々を回ってお金を恵んで欲しいとお願いしているらしい。

 

旦那は消えて、赤ちゃんが一人。おむつもミルクも買えずに困っているとうつむきながらしゃべっていた。彼女の手を見ると近所の人からもらったのであろう100ペソ(約220円)紙幣が2枚握られていた。

 

こんな若い娘がこうやって恥を忍んで家々を回っているなんて可哀そうなのでいくらか渡してあげた。去り際に何度もお礼を言いながら帰る彼女を見て「もし食べる物に本当に困ったらいつでもおいで」と言おうかと思ったが、というか言ってあげたかったがそれはやめた。

 

きっと本当にヤバくなったらまた言わなくても来るだろうし、年齢に関係なく困っている人を助けているとこの国ではキリがない。冷たいようだけどそうしないとこの場所があっという間に施設になってしまう。

 

もし彼女がこのパンデミックの影響で今のような状況になったのであれば、そしてそんなフィリピン人が多いのであればこのまま停止している経済がさらに続くと本当に大変。

 

ただ彼女はその日を限りに姿を見せないし、私が知らないだけかもしれないが「この人達大丈夫か?」というような生活をしているフィリピン人達も餓死することなくちゃんと生きている。どうやって生活していっているのか前々から謎だけど、フィリピン流の「なんとかなるさ」で本当に何とかしているのだろう。

 

何はともあれ次の脅威はデルタ株。遅かれ早かれ絶対にこの島にも感染者が出てロックダウンする可能性が高いのでそれが目下の懸案事項。来月からクリスマスシーズンの開始だが、今年はどんな感じになるのだろうか。

 

 

 

 

 

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