フィリピンの観光地
フィリピンのパラワン島の北部にある世界的に人気の観光地エルニド。綺麗な海と独特の景観が人気の小さな町。
フィリピンは最近ではボラカイ島やバギオ、このエルニドを始め、各地の観光地は少しづつ再開し始めている。
対象は島民
ただ現在は誰でも観光出来る訳ではなく段階的に観光できる人を限定している。エルニドに関してはパラワン島の本島からの地元島民のみがまずは対象。
フィリピン各地でまだコロナ感染者が多い地域がある為、観光産業を復活させるという目的と島外から来る人からの感染を防止するという2つの目的の両立を図っている。
今後は順調に行けば次の段階としてはフィリピン国内のコロナ低リスク地域からの観光客の受け入れとなり、順次対象を広げていく。ただ外国人観光客については現在時点で噂はあっても確定的に「いつ」という時期は決まっていない。
とくかくフィリピン国内の感染状況次第といったところ。
エルニドのコロナ感染状況
エルニドは現在時点までで感染が報告されたのは2人だけ。いずれも回復していて死亡例はない。
フィリピンの今のコロナ感染状況とエルニドにはコロナ渦直前まで多数の外国人観光客がいたことを考えると不思議に思えるほどの数字である。
旅行ガイドライン
しかしエルニドに行くには先に手続きが必要になっている。ただしコロナ陰性の証明書が必要という情報は今のところないが、以下のようなことがガイドラインとして定められている。
- エルニド観光局へオンライン登録
- 宿泊客受入れ可能と認定されたホテルへの予約証明
- パラワン島在住が証明できる身分証
事前登録はオンラインで可能だが、名前などの個人情報から、過去14日間に移動した場所や、エルニドに行く際のドライバーの名前とその車両ナンバーも必須項目になっている。
またエルニドに数多くある宿泊施設の中で、行政から衛生基準等を満たしたと認定されたホテルにしか泊まることは出来ない。
さらにそれらのホテルの中には独自のガイドラインを設けていてオンライン登録とは別に事前に何らかの手続きが必要な場合もある。
また島民が対象なので住所が確認出来る身分証は必須で、それそのものか、写真を撮ってスマホに保存し、いつでも提示できるようにしなければならない。
またオンライン登録完了後に発行される登録完了のPDFか何かも同様に携帯することが義務付けられている。
エルニドで出来ること
人気のアイランドホッピングツアーはボートの定員の半分を上限にして事前予約すれば可能となる。
ただ以前と異なるのはツアー中にランチが提供されなくなったので参加する場合は自分で用意する必要がある。またシュノーケリングに必要なマスクなども同様。
認定されているホテルはエルニドでは上位グレードのホテルばかりだが、基本的にプールがあっても泳ぐことは出来ない場合が多く、バーはオープンしてはいけないのでやっていない。レストランに関してはホテルによって対応が異なっている。
確実な情報
今回だからという訳でなく元々フィリピンでは100%正確な情報を得ることが難しいのと、正確な情報自体が存在しないこともあるので、観光スポットが開いているのか、またお店等は営業しているのかなどは実際に行ってみないことには分からないことが多い。
最後に
このブログを読んでいもらっている人の大多数は日本人なので現在時点ではあまり関係ない話ではあるが、エルニドに関しては観光再開に向けての最初の一歩は踏み出したということのお知らせになる。
元々エルニドは普通の島民にとっては同じ島内であっても旅行に行くには経済的な面で敷居が割と高く、パラワン島に住んでいても行ったことがない人は行ったことがある人より断然多い。
なのでこれからどのくらいの島民が観光客としてエルニドに行くのか分からないが、おそらく数としてはかなり少ないのではないかと思う。
また経済的事情以外にも、もし市中感染が確認されると翌日から突然その場所がロックダウンされるということも考えられるので、そういった意味で旅行に行って帰るだけでも不安要素があるのでなかなか気軽に旅行という風にはならなさそうである。
日本からフィリピンやパラワン島の情報を得るのはなかなか難しいと思うので状況の変化があれば出来る限りこのブログでお届け出来ればと思っているので、気になる人はぜひチェックしていただければと思う。
それでは今日はこの辺で。
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