フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【朗報】コロナでデング熱患者数が激減 / パラワン島

 

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ここパラワン島で草むしりをしている最中に100匹くらいの蚊に刺され後、潜伏期間を経てちょうど6月23日の誕生日の最中にめでたく人生初のデング熱にかかった。

 

あの時のことはこのブログ内でも書いたが、読み返さなくても鮮明に覚えている。ちなみに3泊4日の入院費用も含めて約5万円の出費で、体重も確か7kgくらい減って、体調が完全に治るまでには1ヵ月以上を要した。

 

あんなにフィリピンのあちこちの病院に短時間で行ったのも、入院したのも初めてで、カオスな病院を病人目線で経験するともっとカオスだった。

 

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最終的に開発した懐かしのデング熱対策キット・・・

 

デング熱中はもう大変で、「高熱、頭痛、体の痛み、不眠、食欲の低下」とオンパレード。もう本当に二度とかかりたくない・・・(切実)

 

神様のいたずらか何かで、どうせかかるなら次はマラリアを初体験してこのブログで「コロナでロックダウン中にパラワン島でマラリアになった日本人の末路」みたいなタイトルをこのブログでかましたい・・

 

ちなみに毎年雨季に入りたての雨が降り始める季節になるとデング熱が流行りだす。公立病院にはデング熱カウンターなるものも出来て患者を含め付き添いのフィリピン人もわんさか大盛況となる。

 

しかし今年、現在時点でパラワン島のデング熱感染者は前年にくらべて44%ダウン。1月から5月でわずか361人となっている。

 

 

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と日本人なら感じるかと思うが、フィリピンでのデング熱は、日本でのインフルエンザ的な感覚で、「デング熱にかかった」とフィリピン人に言っても「え~、大丈夫?大変だったね」という程度の反応。最終的には「ねぇねぇ入院代いくらかかった?」と興味津々に聞いてくるのが鉄板。

 

ここで「どこの病院で、個室か大部屋か?」というキーワードだけで、相手が経済的にどのレベルにいるのかが分かるのがその理由だ。

 

今年のデング熱患者が減った理由はロックダウン中で外出機会が減った、人と会わないので蚊を媒体とした人から人への感染機会が減った、あとはデング熱になっていたとしてもコロナで病院に行くのが怖くて気合で治した、という感じだろう。

 

さらに今年は5月に入っても雨が少なく、蚊が少ないのも理由の一つ。2月から4月中は水不足になるくらい1回も雨が降らなかった。

しかし油断は禁物。本当の流行はこれから。ロックダウンもいろいろと変更を経て明日6月1日からMGCQと呼ばれる「なんちゃってロックダウン」になり、人の動きも増え、これに雨の日が多くなれば例年通りデング熱も流行り始めるだろう。

 

日本にいる時より何だかんだで病院に行く回数が増えている私だが、実はこのデング熱と同等、もしくは痛みでいうとより強烈な、とある疾患にかかったので次回はそれについて書きたいと思いますのでぜひ読んで見てください。

 

 

フィリピンでデング熱にかかった時の参考にどうぞ・・・

 

palawan.hatenablog.com

 

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