フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【デング熱】かかった費用と一人Q&A!フィリピン

 

10日間に及ぶデング熱闘病生活

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過去最長シリーズとして終了したデング熱物語。それくらい私の体に衝撃を与えてくれたのだが、たかが蚊1匹にやられただけで大の大人がこれほどまで弱るとは恐ろしい。。
しかも誕生日とデング熱発症が重なるという間の悪さはきっと神様がこのブログにスパイスを加えるべく与えてくれたプレゼントだったのだろう。
 
そんな余計なお節介をやいてくれる神様は放っておいて、今回のデング熱にかかった費用を発表し、さらにせっかくデング熱で死にそうな思いをしたので最後にセルフインタビュー式で一人デング熱Q&Aをしてこの長いシリーズを締めくくりたい!
 

デング熱で使った費用

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デング熱中は何かと大変なので細かい出費は計算できなかったが、分かる範囲でご紹介。
 

デング熱3日目

・血液検査、尿検査、問診
1,200ペソ(700ペソくらいだったかも・・・記憶が曖昧)
・薬代一式
750ペソ
 

デング熱4日目

・血液検査
250ペソ
 

デング熱5日目

・血液検査
なぜか無料
 

デング熱による入院3泊4日

・個室代(1泊1,600ペソ)、投薬、ドクター診察費用もろもろ含む
19,000ペソ
 

その他

ポカリスエット代金やオレンジ、冷えピタ、移動費などもろもろ
1,500ペソ
 
 
総合計
22,700ペソ
日本円にして、約48,000円。
 
もし入院を1週間していたら、おそらく10万円弱になり、部屋代の高い病院だった場合は個室が2,500ペソ(5,000円)くらいするのでもっと高額になっていたと思われる。
 
また高額な薬をぶちこんでくる医者が担当になったりした場合はもっと費用がかかっただろう。
 

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個人的にはこの突然の出費は痛いが、この値段が高いか安いかは判断が難しい。うまく入院も病院にもかからなければもっと安く済む。
でも無理して重症化して、パラワン島内の病院で対応出来ないなんてことになったらもっと費用がかかる。そもそも患者のお財布事情や保険の有無で料金が変わることもあるし。
 
個人的にはデング熱になったら基本的に入院した方がいいと思う。特に旅行者などは航空券などをクレジットカードで払えば海外旅行保険が自動付帯されることが多いので、お金のことを気にせず治療に専念して、1日でも早く治す方がいい。
 

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そしてやはり一番気になるのはサポートしてくれる人がいるかいないか。パラワン島に数年住んでいて勝手が分かっていても、デング熱にかかると、動けない、ちゃんと正常な判断をするのが難しいという状況になるので、世話をしてくれる人がいないと大変。
 
しかも病院自体のシステムも分かりづらいし、そもそも親切丁寧ではないので、弱った身体にさらに精神的ダメージを与えられることも多い。
 
私もいつもは健康な独身の独り身なので、たいていのことは今まで遠回りをしながらも一人でやってきたが、もし今回のデング熱でまったく頼る人や相談する人がいなければ、下手をすると部屋で衰弱していたかもしれない…怖
 
突然の出費はとにかく、まだまだ体力は完全に戻らないまでも、何とかデング熱自体は紆余曲折ありながらも乗り越えたので一安心。もう絶対に二度となりたくない!!
 
 
 

勝手にデング熱ひとりQ&A!!

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インタビュアー、回答者ともに私!!
 

Q.デング熱は辛かったですか?

A. めちゃくちゃつらかったです(涙)

 

Q.どれくらい辛かったですか?

A. 超二日酔いの朝、エアガンで撃たれながらマラソンさせられる感じ…
 

Q.デング熱にかかって気がついたことはありますか?

A. 人間って弱っていくの早い・・・一瞬死が見え…
 

Q.デング熱になる前となった後で何か変化はありますか?

A. 体重が急激に7キロくらい減ったこと(現在172センチ、60キロ)。あと蚊を見るだけでチビりそうになるトラウマ
 

Q.今この瞬間にデング熱にかかっている人に一言

A. タワタワ飲んで頑張って下さい!あと無理は禁物
 

Q.あなたを刺した蚊に一言

A. 次に出会ったら最後、電流ラケットでこ・・・。
 

Q.フィリピンの病院について思うこと

A. 病院内もやっぱりザ・フィリピン。場合によっては逆に病状が悪化するかも
 

Q一番辛かったことは

A. 病室が空くのを9時間待っている時。あとその時にゲイナースに太もも(しかも内側)をなでなでされながら口説かれたこと。
 

Q.フィリピンのドクターは?

A. 話の分かるなかなか良い人。1日1回しか会わなかったけどちゃんとした医者だった。
 

Q.病院の内部は?

A. 増築したのか、迷路みたいで何がどこにあるのか分からなかった。あと久しぶりにエレベーターに乗ったがメンテナンス不良で毎回停まってしまうのではと不安になった。非常用電話壊れてたし。。
 
 

Q.病室の食事は?

A. 白かった
 

Q.デング熱って結局なにが大変なの?

初期の段階で高熱で体が動かせないし、頭痛、全身痛がきつい。あと食欲がなくて体力低下。ちなみにデング熱発症から18日経った今でも体力は完全には戻らないのが大変。60%くらい。
 

Q.今後の対策は?

A. なるべく長ズボンと靴を履いて、虫除け対策!蚊が怖い(トラウマ)
 

Q.入院中にフィリピンを感じた瞬間は?

A. 退院の日、朝一で診断書をもらいに窓口にいったら、スタッフが遅刻して窓口が閉まっていたこと。
 

Q.これからフィリピンへ来る人アドバイス

A. 毎日虫よけスプレー必須!自分は大丈夫と思わないで!
 

Q.体力が完全に回復したらやりたいことは?

A. お酒飲んでほろ酔いになりたい!!
 

Q. フィリピンのナースってカワイイ?

A. マスクしているのでマスク効果でちょっとかわいく見える。うるさいけど…
 
 
ということでこのO&Aをもってデング熱シリーズも完結!!
いろいろあったけどとにかく治ってよかった!ただ実は未だに具合が悪いけど(というか風邪を引いてしまった・・・なんなのこの身体の弱さ・・・涙)。
 
当面の目標は元気な身体と体力を取り戻すこと!私も日本人らしくちょっと元気になったら働かないと罪悪感を感じて無理をしてしまいがちなので、ゆっくり休むときは休む。
しかしこんな時に限ってヴィラサクラが小忙しい。。6月は閑古鳥が鳴いていたのに・・・。しかし大人なので自分で体調管理をしながらこの謎の国フィリピンでサバイバルしなければ!!
 
ご心配して下さった皆さん、いろいろとお世話をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!何もお返し出来なくて申し訳ないですが、こんなフィリピンの端っこでピヨピヨ生きている私にとってはとても心強かったです!(感謝)
 
またこれからも時間があるときは暇つぶしにこのブログを読んで下さい!!
 
それでは!!

 

【おまけ】

⇓ ⇓

palawan.hatenablog.com

 

 
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