観光省担当が語った計画
先日(2020年9月)、フィリピン観光省の担当者が外国メディアに語ったフィリピンの観光再開に向けた計画を現在の状況とこれまでの経過を交えて簡単に説明します。(※フィリピン国内メディアがまだ報じてない部分がありますので、今後過失修正する場合があります。)
予備知識:現在時点で外国人の観光目的のフィリピンの入国は引き続き認められておらず、入国が許可されている外国人は主にフィリピン人の配偶者を持ち、適切なビザを持っている人が対象となっています。
報道によると。国外からの観光客を受け入れるのは来年2021年7月からを計画していますが、まずは来月の10月から2021年の6月までの間に国内のフィリピン人を対象として観光再開を予定しています。
ただし再開は段階的に、そして各地域のコロナの状況次第となっており、現時点では地域を大きくまたぐ旅行は現実的に難しい状況です。
首都マニラから約250km北にあるバギオという国内では涼しい気候で有名な地域がありますが、そこが先週観光再開を発表しました。ただし今のところ隣接する地域から来る人々のみが対象となっています。
ビーチリゾートで有名なボラカイ島も一部観光再開していますが、対象となる観光客は同様に近隣の指定されたエリアから来る人限定となっています。
これはフィリピンのトータルコロナ感染者数は2020年9月9日時点で約25万で、その半分以上がフィリピンの人口の4分の1を占めるマニラとその周辺地域に集中していることから、主にその地域からくる人々に対しての措置の一環とも考えられます。
自由な移動はまだ先
観光産業はフィリピンの主要産業の一つですが、現時点では制限なく国内旅行することも難しく、外国人旅行者に関してはとりあえず2021年7月以降という形にして、結論は先送りという印象があります。
先日このブログで書きましたが、ここパラワン島のエルニドに関しては来週の9月15日から島民を対象にした限定的な再開をする計画があります。
今後
フィリピンでは計画はあくまで計画であり、その通りに進むということはあまり期待できませんので、日本からフィリピンへの渡航を検討している方はフィリピンの状況や、目的地のエリアの情報収集をしっかりする必要があります。
このブログではフィリピン、特にパラワン島のコロナ関連情報も書いていますので、現在までの時系列でコロナの状況を知りたい人は「コロナ関連」カテゴリーから気になる記事を読んで見てください。
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先月のパラワン島を撮影した動画です。時間がある方はぜひ見てみてください。
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