パラワン島旅行を検討中の皆様へ
このブログでも必要に応じてお知らせをさせていただいておりますが、10月20日時点でここフィリピンは日本人を含む外国人観光客の受入れをまだ行っておりません。
現在入国が可能な外国人はフィリピン人配偶者を持つ人やビジネス関係の人々など様々ですが、観光旅行目的のいわゆる観光ビザは発給が停止されています。
ここパラワン島(パラワン州の本島)の現在の状況は、一部の観光地がこの島の島民のみを対象に受入れ可能となっておりますが、私が知る限りでは観光する人はほぼ皆無です。
今後の予定としましては、受け入れ対象を現在の島民のみからフィリピン各地(コロナ低リスク地域の人々)、フィリピン全体、最後に外国人観光客と順次拡大を計画しています。
ただ現時点ではその明確な日時は決まっておりませんので誤った情報にくれぐれもご注意下さい。
SNSを含むインターネット上では入国再開に関する時期が記載されているのも見かけますが、あくまで公式な発表のない噂や憶測ということになりますので、旅行を計画される方は最新の情報をご確認いただきますようお願い致します。
またフィリピンの各省庁の発表においても、担当者の見解を述べているだけで、国としての正式な発表に至っていないこともありますのでそちらも併せてご注意下さい。
このブログでは、観光関連の情報はなるべく正確にお届けするように心がけておりますが、フィリピンでは公式発表の内容が二転三転することも多く、また詳細も不十分なことがあり、その都度過去の記事の内容を修正することは困難ですので常に最新の記事をご確認いただきますようお願いします。
また日本人観光客の入国が許可された場合には私が運営する「パラワンの海から」のHPを通じてお知らせをさせていただく予定ですので、このブログはフィリピン、主にパラワン島の現在の様子を確認するといった目的で読んでいただけるのが最適かと思っています。
近況
ここからは私事になりますが、ペンションハウス「ヴィラサクラ パラワン」、市の観光通訳業、ツアーの予約を行う「パラワンの海から」のどれも現在は休業中となっております。
フィリピンで今年の3月15日にロックダウンが始まり突然外国人観光客が入国できなくなって7ヵ月が経ちますが、その日から全ての仕事がキャンセルになり、ずっとフィリピンの状況を現地で見守っていますが、残念ながら仕事を再開できる時期の目途は未だに未定です。
今までお客様として旅行に来ていただいた方達から応援のメッセージを頂戴したりと嬉しいこともありますが、仕事という面ではかなり厳しい状況にあります。もはや休業中というよりは失業中の方が正しい表現のように思います。
この状況が長引けばいつかは辞めざるを得ない時が来ますが、その時が先か、観光が再開するのが先かという状況です。
ただ今回のコロナパンデミックでこのような状況に陥っているのは別に私に限ったことではないと思いますので、自分の出来る最善を尽くして、後はなるようにしかならないと思って日々生活しています。
幸か不幸か私は30代独身の独り身ですので、何かあってもどこかで何とか生きていけますが、今まで一緒に仕事をしてきた家庭を持つ多くのフィリピン人が仕事を失くして厳しい状況にあるのが気にかかります。
ただ彼らはたくましく生きる術をもっており、英語の達者なツアーガイドは臨時でコールセンターや英語のオンライン教師をしたり、ボートマンは魚を採って売ったり、トラベルエージェンシーはローンの残った車を使って配達の御用聞き、その他は手料理をオンラインで販売したりながら今まで何とか食いつないで生活をしています。
それはとても頼もしいことですが、観光が本格的に再開した時に以前のように人材はしっかり集まるのか、フィリピンクオリティではありましたが何とかやっていた各観光地のオペレーションはしっかり機能するかという不安も残ります。
また外国人観光客への観光が再開されたとしても、コロナパンデミック以前のような賑わいがすぐに戻ることはないはないとも思われます。
このブログでも時折指摘していますが、ロックダウンされた当初からこの数ヵ月の間に起こったさまざまなコロナ関連の行政対応を考えると、安心してこの国に旅行に行くことはちょっと難しいかなと思うからです。
ただそれに関しては実は今に始まったことではなく、公になりづらいだけであらゆる面で日常的に起こっていました。ここで生活や仕事をしているとそういう場面に嫌でも遭遇しますので分かりますが、私としてはそれらのこと全て含めてフィリピンという国だと思っています。
今まで旅行や宿泊のご予約をいただいた方にはそれらを事前に説明し、ご理解いただきながら、日本とは異なるフィリピンという国、またパラワン島という自然豊かな場所でたくさんの思い出を作り、旅行を楽しんでいただきました。
旅行中に起こったザ・フィリピンという出来事に対して幸いにもネガティブに捉える方がほとんどいなかったのは個人的にとても嬉しいことでした。
このブログではそんなフィリピンのことや、パラワン島のことをありのままに、時には文句を交えて書いていますが、この国に住む外国人として敬愛を持って書いていますので、ぜひこれからもお時間のある時に読んでいただければ幸いです。
関連情報
余談が長くなりましたので話をフィリピンへの旅行情報に戻しますが、先日フィリピンの観光省がフィリピン各地の最新旅行情報を載せたサイト(英語)をリニューアルしました。
このサイトは国内の各観光地の最新営業情報や必要な手続きに関する情報が随時更新されながら掲載されていく予定ですので必要な方はご確認いただければ役に立つと思います。
パラワン島についてはサイトのトップページにある Region IV-B-MIMAROPA という地域にある Palawan という項目に情報が掲載されています。
長くなりましたが、パラワン島への旅行関連についてお伝えさせていただきました。普通に海外旅行ができる日がいつになるか分かりませんが、その時はぜひフィリピンも選択肢の一つとして検討していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。これからもこのブログは継続していきますので引き続きご愛読いただきますようお願い致します。
【おまけ】
ロックダウン中で観光客のいないパラワン島をドローンで撮影しました。パラワン島の様子や綺麗な海、景色を楽しめると思いますのでぜひご覧ください。
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