先日ルソン島南部からパラワン島エルニドへ旅行に来た20代前半のフィリピン人カップルが12,000ペソ(約25,000円)を騙される事件が発生。
内容としてはそのカップルがフェイスブック上でホテルを手配しているという地元の男に事前にエルニドでのホテル代を支払ったにも関わらず、エルニドに到着したら予約がされていなかったというもの。
フィリピンフェイスブック詐欺のビギナーコースで学びそうな事件だが、その辺の旅行代理店でも適当なアレンジしか出来ないのにFB上のよく分からない男にお金を払うカップルもどうかしている…
そう、この事件で私が注目したいのは12,000ペソをだまし取って秒で警察に捕まった男ではなくフィリピン人カップルの方。
実は分析するとフィリピン人らしさ全開なのでちょっと紹介してみたい。
何も知らない
このカップル、セブ経由でパラワン島のプエルトプリンセサ空港に到着したみたいだが、そもそもエルニドに旅行に行くには現在コロナ拡大防止措置の影響で直接エルニド空港に行かなくてはいけないという規制がある。
そんなことはちょっと調べたらすぐ分かるのだが、実はこんな風に何も調べずに必要なことを知らない情弱なフィリピン人は多い。もっと言うと「書いてあるのに読んでいない」パターンももの凄く多い。
例えばスタッフを募集する時に条件とか勤務地とか全部大きな字で書いているにも関わらず面接日程の連絡の時に高確率で質問してくる。
場所もちゃんと書いているのに「場所どこですか?」と聞いてくる。もし分からなくても大人ならちょっとグーグルマップで調べればすぐ分かる
とにかく書いてあることを読まず、調べずに聞いてくるパターンはもの凄く多い…
それは「念の為に確認している」のでは?と思う方もいるかもしれないが、その場合は私もさすがに気付くのでここまで書かない。つまりガチなのである。
ガチすぎで応募してきたにも関わらず自分が何の仕事に応募しているのか知らない猛者までいる
フェイスブックの適当な投稿のコメント欄を除けばこんな類のことが展開されているので分かりやすい。
今回の12,000ペソの件もたくさんの規制のあるこの時期にわざわざ旅行しようというフィリピン人が、調べればすぐ分かる大事なことを何も知らずに旅行した結果、同じフィリピン人に騙されたという低レベルな話なのである
実は頼りにならない
交友関係のあるフィリピン人を頼りにフィリピンでいろいろ思い思いの活動をしようと考える人もいるし、過去にたくさんいたと思う。
フィリピンのことはフィリピン人に聞くのが一番、フィリピン人がいれば何事も安心!
だと嬉しいのだが、実際は頼りにならないことが多い
だいたいさっきのフィリピン人カップルみたいな感じ
ということは運が悪いと騙される可能性もあるし、特に外国人にとってはよく分からないことが多い国なのでカモネギ。
面倒だけど何事もしっかり自分で確認しながら生活しないと思わぬ被害にあうかもしれないと再確認するカップル旅行事件。
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