「ほとんど協力してくれないから…というか抵抗する人もいるし…」
新型コロナウイルスの感染拡大が勢いを増しているフィリピン。先日はついに1日の新規感染者数が禁断の1万人を記録。
大台に乗って危険領域に突入している訳だが、地域によっては病床のキャパも限界に達しているらしい。
そろそろ冗談抜きでその辺に点在するバスケットボールコートにベッドを設置し始めるかもしれない…汗
そもそもなんでこんなに増えてるのか？
様々な要因があり過ぎて書ききれないが、その中の重要な答えと成り得る深刻な問題を発見。
それが濃厚接触者の追跡
冒頭の一文はこの島のコロナ対策の担当者が会見で言った言葉だが、彼によるとコロナ感染が発覚して濃厚接触者を追跡するにあたってほとんどの人が全然協力してくれなくて困っているらしい…
うーん…、大変だとは思うが今更そんなことを言われてもコッチが困ってしまう…汗
ただ何となく想像がつく。
他人の目は気にしないフィリピン人だが、なぜか近所の目は異様に気にするので万が一自分が感染者になってしまったらヤバい…そんな感覚だろうか。
もしそうならそれは田舎に行けば行くほど小さな社会で生きているのでその傾向が強くて最悪村八分に？
もしくは医療費がものすごくかかると噂なのでそれを恐れて逃げている…
そんなところだろうか…（推測…）
実際にコロナに感染してしまったら医療費の負担はどうなるのか？その辺が明確でないのと、中には重症になって一千万越えの医療費を請求されたなどの噂が飛び交っているので、無症状、もしくは軽傷ならマングローブ林にでも身を隠す方が得策…
ご近所さんの目か、それとも経済な理由か、とにかく濃厚接触者はちゃんと追ってくれないと終わらないワ二ワニパニック状態
さらに先程の市の担当者がもう一つサラッとスゴイことを言った。
「PCRテストの検査キットはあと残り28個ポ」
！？
28個！？
少な！！
これは一つの病院に残っている数ではなくパラワン州全体での数らしい…汗
ちなみにパラワン島をメインとしたパラワン州は結構どデカくて人口も80万人くらいはいる。
これじゃ濃厚接触者の追跡うんぬんの前に検査が出来ないじゃん…
もしかしてパラワン島の感染者数が今まで少なかったのは濃厚接触者が全然特定出来なかったのと検査キットが足りなかったからなのではないのか…そんな疑惑すら出てくる
しかしこんな世界的規模の感染症は今までノウハウもないし、フィリピンだし、もう仕方ない…
諦めてなるようにしかならないという感じで見守っていくしかない…
ただ28個はちょっとさすがにね…
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