フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【強化】飲酒・外出禁止 さらに回復者への差別も / コロナ・パラワン島

 

f:id:palawan:20201006104205p:plain

飲酒・外出禁止強化

先月の9月末にとある20代のフィリピン人(男性)がパラワン島の州都でコロナに感染したのだが、これが市中感染だった為、濃厚接触者数が多く、既に複数人に感染が広まっていることが判明。

 

その為、本日の10月6日から2週間、公共の場所(飲食店を含む)での飲酒禁止、夜10時から早朝5時まで外出禁止が発表された。

 

日本とは違い、要請ではなく禁止なので従う必要のある一応強制力のあるものになっている。

 

現在までの状況

現在までのパラワン島を含むパラワン州の総感染者数は365人。

これにはたくさんの離島が含まれているのと、パラワン州全体の面積の大きさ、フィリピン全土で32万人が感染していることを考えるとかなり少ない人数ではある。

 

感染回復者

マニラでコロナに感染して既に回復し、地元のパラワン島に帰ってきたフィリピン人を一人知っていて、本人、親族それぞれと話をしたことがあるのだが、皆さんがイメージしているフィリピンの温かい家族愛とは真逆のことが起こっていた。

 

 

 

詳細は書かないが、マニラからこの島に到着した直後に感染が判明し、そのまま隔離され、回復して約2ヵ月後に退院した後に、しばらくお世話になるはずだった親戚の家から拒否されてしまったのである。

 

もちろん断り方は直接的ではなく、何だかんだと理由をつくっていたが、そんなことをしても本人にはすぐに分かってしまう。

 

事情があって双方から相談を受けたので知っているのだが、知識がなくて小学生みたいな考えをしていると感じてしまった。

 

よく子供がばい菌ばい菌と騒いで風邪をひいた子から逃げ回っていたりするが、それを大人、しかも親戚が本気でやっている。

 

あれを目の当たりにしてしまったので、全員ではないと思うが他の回復者もいろいろ大変だろうと察してしまった。

 

 

 

医療従事者

ただ私も実際にコロナに感染していたという人と対面することになって正直言うとちょっと怖かった。いやちょっとではなく、結構怖かった。

もちろん頭では大丈夫だと分かっていてもやっぱり万が一ということを考えてしまう。

 

その時に毎日感染リスクがある中で働いている最前線の医療現場で働く人達のことがふと頭をよぎった。

 

自分の浅はかな考えを晒すようで恥ずかしいが、今までは仕事だし覚悟をもってその職を選んだのだから大変だとは思うけど当然でしょ、という風に正直思っていたが、コロナに関しては想定外の出来事だしそんな単純なレベルの話ではないことに気が付いて自然と考えを改めることが出来た。

 

せめて彼らに手厚い手当や待遇と人々からの尊敬が得られるようになって欲しいものである。

 

おわりに

外出禁止の時間帯が厳しくなったが、ここ最近は夜間に出歩くことはなくなったので一体何時が外出禁止だったのか覚えていない。多分深夜0時から午前4時くらいだったと思う。

 

飲酒禁止に関しても実際にどれだけ守られるかも不明。フィリピンでは確かまだバーは営業してはいけないはずだが、バーやバーみたいな場所は営業していたりする。

 

闇営業なのかどうか知らないが、飲食店をやっている人に聞いたらコロナでロックダウンしてから一度も抜打ちチェックなどは行われたことはないそう。たぶん商売敵とかそんな人達からの耳打ちがないと放置なのだろう。

 

 

 

どっちつかずで感染者が複数人でたら行き当たりばったりの対策をするということをダラダラとやっている印象。

 

パトロールだけでもちゃんとやって違反者には罰金にすればシンプルに効果があると思うのになぜやらないのだろうか。

 

不思議の国フィリピンの田舎はどんな時も変わらないのかな…。

 

 

日本ブログ村ランキングに登録しています。応援していただける方は1回ポチっとお願いします!

⇓ ⇓ ⇓ 

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村