これは日本の駐車場の様子だが、これを見てフィリピン人はビックリする。
その理由はルールに則って整然と駐車されているからで、これに驚く理由はフィリピンに住んでいるとよくその理由が分かってしまう。
ちなみに画像に書いてある「Displine」は「規律」的な意味の英語で、フィリピンでもそのまま使われたり「disciplinado」というタガログ語でも使われる。
フィリピン人の伝家の宝刀のwala（ワラ）と組み合わせて「walang displine」と言えば「規律やルールを守らない」という意味になる。
フィリピン人の会話をよく聞いているとこの「displine」はよく出てくるし、何か「displine」とさえ言っておけばいいという文化すら感じるのだが、とにかくこの「displine」は超重要キーワード。
ところで駐車の件に話を戻すと、フィリピン人ドライバーの特徴として駐車する時は高確率で頭から突っ込むということが挙げられる。これは私調べで90%越えで、もしケツから入れるフィリピン人を見つけたらそれだけで何か信用出来ると感じてしまう…
別に頭から突っ込んでも別にいいのだが、問題は出す時のことを全然考えていないのが問題。「とにかく駐車して、出す時のことは後で考えよう！」という思考なので、案の定出す時にはピヨピヨノロノロ危なっかしい感じで出す。
ここはケツから入れないと出す時に大変だという場所でも、とにかく頭から突っ込むので、出る時には渋滞を作る。
確か去年からフィリピンの運転免許制度が変わり、免許を取る時には16時間くらいの講習が必要になったはず。たった16時間の講習でフィリピン人が大好きだけど出来ない「Displine」な交通事情になるとは思えないが、ぜひこの頭から突っ込む問題を何とか取り上げてもらいたいと思う今日この頃。。
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