フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【3つの問題】フィリピンで困ること / パラワン島

いつも遅いアナウンスメント / フィリピン

 

フィリピンに住んで困ったことは数えきれないが、最近特に痛感するのはこの3つ。

 

 ・大事な発表が遅い

・「いきなり」いろんなことが決定される

・正確で最新の情報を得ることが困難

 

フィリピンに住んでいると嫌でも経験することになるこれらを今回は最近の出来事を例にご紹介。

 

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このブログの舞台はフィリピン パラワン島

 

1. 大事な発表が遅い

本日の7月1日の例でいうと、今日はフィリピンにおけるコロナ拡大防止の為の検疫区分(ロックダウンの種類)の実施日。これは大統領から発表され、最近は毎月15日毎に変更・実施されるようになっている。

 

ちなみに当初の発表予定は6月29日。それが30日に延期となり、最終的に決定発表されたのは6月30日の夜遅く、ほとんど7月1日。

 

各カテゴリー別の業種の再開可否や、自分の住んでいる地域がどのような検疫区分になるのか等、とても重要なものだが、その発表が遅い。そして発表が遅いので、結果的に即実施となる。

 

仮に日本での出来事に例えると、安倍総理が急に「今日からキャバクラとかは営業禁止ね!営業したら逮捕!お客さんもね!」みたいな感じで急に全国民にアナウンスする感じだ。

 

 

2. いきなりいろんな事が決定される

 

先程の件と似ているが、大統領会見は延期はされたが、一応「予定」はされていた。しかし事前周知一切なしのノールックパスみたいな出来事も多い。

 

有名な話の一つに急に翌日が祝日になったりするというのがあるが実際そう。そうするともちろん学校も休みになるし、政府機関も閉まる。大事な予定があっても問答無用で終了となる。

 

ここパラワン島の最近の出来事だと、先月末に急に市民の台所である2ヵ所の公共市場が除染作業の為に急に閉鎖された。

 

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これ

 6月29日から実施らしいが、みんなが知ったのは当日である。

 

こんなの急にやられても「困惑」する以外リアクションが出来ない…。

もちろん利用者だけでなく市場関係者を含めご立腹。フェイスブック上には珍しく的を得たコメントもあった。

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事前に知らせるべきでしょ

基本的に「段取りが苦手、計画性の無さ」がフィリピンではスタンダードなので、関係する人々は振り回されることになる。

 

 

3. 正確で最新の情報を得ることが困難

これも前述した2つに関係しているが、発表の遅さ、急な決定なので、最新情報を得るのは難しい。そしてさらなる問題は正確性。

 

先程の地元ニュースも実は一番大事な情報である日程が間違っている。

 

6月29日から実施ということだが、実際は6月30日からなのだ。

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こんなに大きく書いてあるのに間違えだなんて…涙

 

さらにいかにも2ヵ所の市場を同時に除染するような言い方だが、実際は日程をずらして行うらしい。この辺りの報道の正確性は随所に見られる。下手したらフェイクニュースに分類されるかもしれない…

 

つまり・・・

これらの件はあくまで一例であるが、万事がこんな感じ。

実際にそこで働いている人やそれを担当している部署の人達ですら本当のことを知らなかったり、知ろうとしないので、質問しても解決できないことが多い。

 

担当部署の担当者に聞いて分からないことを一体誰が分かるのだろうか…

 

身近な例で言うと、ショッピングモールの家電売り場などはその縮図で、スタッフはやたら多いが90%は専門性がない。質問しても答えられないか、適当に答えるか、知らないで終了される。

それなのに後ろにピタッとついて「ハイサー」とか「何かお探しですかー!」と言って離れてくれない…

 

別に難しい質問をしている訳ではなく、そこで働いていたら当然知っているはずの商品知識がない。日本と違い置いてある商品の種類も少ないのにも関わらず…、もう取説を置いてくれた方が助かる。

 

私見

話が少し逸れてしまったが、これらについては本当にストレス。現在のコロナの件で痛感した人もいると思うが、行政のフォーマルな英語で書かれたお偉いさんのサイン付きの公文も詳細や大事な部分が欠けていたり、このケースはどうなるの?という部分、矛盾点などが多々ある。何度読んでも明確な答えはそこに書いてない…

 

最近のロックダウン関連で言うと、特にフィリピンで帰国難民になってしまった人達などは慣れない国で大変だったと思われる。

 

今でこそ、いろんな人がトライ&エラーを繰り返してくれたおかげで情報がまとまってきたが、初期は帰国の際に必要な手続き等、当然「答え」があるはずのものが無かった。

 

これもいい例で、疑問があり、それが解決されない場合はどうするかというと、結局とりあえず試してみて「ダメだ」と言われたらダメ、「いいよ」と言われたらOKという感じでトライするしかない。またそれも担当や地域によって返事が異なることもあるという状態…カオス

 

言葉にすると簡単だが、実際には「不確定なもの」に対して、時間と労力とお金を使い、最終的にそれが一瞬で無駄になることもあるのでとても大変。

 

いろいろ書いたが、もうこれらに関しては期待しても仕方がないので、うまくやるしかない。

実際のところは知らないが、よく言われるようにフィリピンではコネばかりで全然適材適所じゃない各ポストの人選。それが本当なら、願わくばコネとか関係なく優秀なフィリピン人が適切な立場になるような国になって欲しい。

 

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