このブログの舞台はフィリピンの西にあるパラワン島
ここは交通違反の取締りという面ではとても緩い。たまに切符を切られたという話を聞くが、基本的に何でも大丈夫。
もちろん道路交通法はあるので違反行為はたくさんあって、取り締まりの対象になるのだが、取り締まる人がほとんどいないので、ドライバーは自由を謳歌している。
メジャーな違反で日常的に守られていないものとしては
・無免許
・携帯ながら運転
・飲酒運転
・シートベルト違反
・ノーヘルメット
・定員外乗車違反
・整備不良(特にライト系)
老若男女問わず免許を持ってなくても目が見えればOK,彼女への連絡は運転中も怠らない、ス酒に酔っての高速走行はフィリピン流、バイクのヘルメットも付けないし、夜だってもちろんノーヘル…、バイクに4,5人、ピックアップトラックの荷台に10数人、2トントラックの荷台に数十人を乗せての集団移動が得意技、ライトが点灯しないとか関係ない、前進と後進が出来れば十分!
とこんな感じ。辛うじて信号が赤の時は停まってくれる。
そんな道路事情ではあるが、なにやら市議会が新たな規制を可決して「ちゃんと仕事してます」パフォーマンスを開始。
聞くところによると改造マフラーの取り締まりを開始したらしい。
ちなみに
フィリピンのバイクのマフラーはカバーを取り外して、むき出しの物が多く、火傷が多発している。 フィリピン人をチェックすると、ちょうどマフラーの高さと同じ位置にあるふくらはぎにやけどを負っている人が多い… ちなみに私も他人の駐輪中のバイクの熱々マフラーにあたってふくらはぎに火傷を負って、まだ痕が残っている。
今回は別に熱々マフラーの取り締まりではなく、違法改造、サウンドブースター等を付けた騒音に関しての取り締まり。
ということで市役所のフェイスブックをのぞいて見たら、没収されたであろう大量のマフラーが市役所の駐車場に並べられていた
そしてこの没収した改造マフラー(平均価格4,200円/個)の運命は…
こちら!
破壊
ふふ
見せしめとしてその場で破壊するのがフィリピン流なのか、ちょっと前にドゥテルテ大統領も高級外車をブルドーザーでボコボコにしていた気がする
ちなみに改造マフラーで違反した場合の罰則は
違反1回目
罰金2,500ペソ(約5,200円)、マフラー没収
違反2回目
罰金3,500ペソ(約7,500円)、マフラー没収、バイク1ヵ月押収、6ヵ月免停
違反3回目
罰金5,000ペソ(約11,000円)、マフラー没収、1ヵ月以上2ヵ月未満バイク押収、場合によっては裁判、収監
という感じ。
なかなか厳しめだが、いつものように取り締まりを頑張るのは最初だけで、2ヵ月もすれば何も無かったことのように元に戻ると思われる。
個人的にはマフラーには全部カバーをつけてもらって、熱々マフラーを何とかしてもらいたい。
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