フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【町長銃撃】異例の懸賞金100万ペソ!/フィリピン パラワン島

 

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最近雨の多いフィリピンのパラワン島

 

雨も降れば弾丸も降ってくる…

 

 

……

 

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弾丸!?

 

 

ええ……今日もノンフィクションでお届けします

 

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ウサギは見えない…

 

つい先日ここフィリピンの西の果てのパラワン島の中南部にある町長(39歳)が銃撃されて死亡するという事件が発生。ちなみに私の住む場所から車で約2~3時間くらい。

 

事件の概要はこんな感じ

とある平日の夜9時頃。町長が自宅で知人と飲んでいる所にフィリピン名物の2人乗りのバイクが突然現れ町長にズドン×5

 

その後町長は病院搬送中に死亡し、知人も足を撃たれて重傷。

 

こんな物騒な事件なのにフィリピンではこの手の話は各地で起きているのでローカルニュース扱い。

 

ちなみに銃撃された地域はとてものどかな場所なのに直近3ヵ月で今回の件を含めて2回もタンデム銃撃事件が起きている場所…

 

きっと満月だったに違いない…

 

もちろん町長は可哀そうだと思うが私も含めてフィリピン人の反応は「またか」という程度…汗

 

むしろ品行方正な町長はこんな目にあうことはないと信じたいのできっと何かしら悪いことをしていた可能性も高い…もしくは逆に真面目で正義感が強すぎて何か闇のプロジェクトの邪魔になったのか…

 

 

 

懸賞金100万ペソ

しかし今回の事件、いつもとちょっと違うのは犯人に繋がる情報提供をした人はなんと懸賞金100万ペソ、日本円で約220万円がもらえるという異例の展開に発展したこと。

 

時給じゃなくて日給1,000円以下のフィリピンでは220万円は超大金。

 

さすがの地元警察と行政も町長をこんな目にあわされたので気合が入っているのか、それともお金が飛び交う裏ストーリーがあるのかは分からないが、とにかく100万ペソ。庶民の夢の1ミリオンペソである

 

町長の値段

しかし100万ペソ(220万円)と気合が入ったのはいいが、個人的には町長は100万ペソと相場が決まってしまったような気がして心配である

 

なぜならこんなストーリーも今後考えられるからである。

 

お金に目がくらんだ悪フィリピン人が孤高で生活苦のアマチュアヒットマンを10万円くらいで雇ってどこかの町長を狙わせて、懸賞金がかかったところでヒットマンを裏切って警察に情報提供。

 

雇われヒットマンの供述を闇に葬りさる為に警察官に90万円くらい上手に配って捜査を操作してアマチュアヒットマンを単独犯にしたてて無事懸賞金ゲット!

 

これでイスに座って電話を掛けるだけで懸賞金の約半分の120万円が手に入るという町長狩りの出来上がり…

 

と、こんなことを考える輩が100%いないと断言出来ないところがフィリピンの悲しいところ

 

確かここ数年で汚職で捕まった警察官が数千人だか数万人いるというニュースを最近見たが明るみに出ていないのを含めると確実に数万人越えはしているだろうし、どこかにたくさんいる殺し屋さんの相場もなかなか安いみたいなので、うまく立ち回れば町長狩りビジネスが成り立ってしまうかもしれない…汗

 

実は先日もフィリピン首都圏の病院の集中治療室でミラクル回復中のワケありフィリピン人がお約束のバイクで乗りつけた正体不明の男に銃撃されて死亡したが、相変わらず物騒なフィリピン。

 

 

出所不明の銃が溢れているのでその辺の事情を抱えたあんちゃんが簡単にバイク便に転職するのかもしれない。

 

パラワン島は夜空が綺麗。よく流れ星も見ることが出来る。

 

きっとあと10年くらい住めば星だけじゃなくて流れ弾も見ることが出来るかもしれない…汗

 

 

 

 

 

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