フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【報じられないクラスター】20人の大家族に感染者が出ても放置プレイ/ パラワン島

 

PCR検査キット不足でまともなコロナ対策が取れないパラワン島。自治体の発表する感染者数はフィリピンの中ではかなり優秀だがどうやら実情とは結構かけ離れているみたいだ

 

自治体のコロナ対策室に勤めている知人の話だと、最近は毎日120人とか50人とか言うレベルで抗体検査で陽性結果が出ているらしい

 

コロナの症状が出まくりで感染がかなり濃厚と思われる場合以外は今は全部抗体検査なので、これらの数字は感染者数には追加されない。

 

f:id:palawan:20210409102642p:plain

市役所 上空から

そして偶然にも数少ないPCR検査キットを使って陽性が判明したとあるフィリピン人の母親が以前ここヴィラサクラで不定期でお手伝いをしてくれていた人だったことが判明。

 

今でもまだ連絡を取っている現在の従業員経由で聞いた話がなかなか衝撃

 

その元お手伝いさんは感染が発覚した成人の息子も含めて20人の家族や親戚と一緒に暮らしている。

 

私も一度家に行ったことがあるが町の外れで赤土の上に竹や木材を組み合わせ、その上にニッパを乗せて作ったフィリピンの昔ながらの小さな家である

 

f:id:palawan:20210409102336p:plain

イメージ写真

そんな小さな家の一つ屋根の下でみんなで暮らしているので、感染者を除く19人全員が濃厚接触者になる訳だが、それでもPCR検査は行われなかったらしい。指示されたのはとにかく14日間は家から出ないでくれということだけ。

 

そんなことを言われても別に食料とか生活必需品が貰える訳ではないので普通に考えて無理…汗

 

買い物にだって行かなければならないし、学校もなく野生化しつつある小さな子供達は言うことを聞かずに近所で遊びまくり…

 

普通に考えてクラスターが起きていると考えられるが放置プレイとなっている。

 

きっとこれは例外ではなく、地元のニュースで報じられないだけで他でも似たようなケースがたくさんあると思われる

 

ちなみに前述したコロナ対策室の知人の話だと、最近のこの辺のコロナ感染者の多くは変異種と考えられているらしく、その理由に今までの感染者には見られなかった下痢と吐気という症状が多くのケースで出ているとのこと。

 

ちゃんとした行政発表がないのでアレだが、都合の悪いニュースはいろいろ隠匿しているんじゃないかという怪しい雰囲気がある…

 

隠しても感染が止まる訳ではないのでいつか感染爆発というしっぺ返しを食らう日が近々来るかもしれない。

 

 

 

 

 

※このブログはブログランキングに登録中です。応援していただける方はぜひこちらをクリックお願いします! 

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村