フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【フィリピン】ロックダウン中に起こった「らしい」ニュース

 

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パラワン島アンダーグラウンドリバー入口

 

 

3月の中旬から始まったフィリピンのロックダウン。ここフィリピンの西の果てのパラワン島も漏れなくロックダウン中。当初の終了期間はその間に1回延長されて、現在時点で終了は4月30日となっている。そんな中にあってもいろいろとフィリピンらしさ全開のニュースは毎日入ってくるので今回はその一部をご紹介。

 

 

手始めに今日一番ホットなやつはこれ

 

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検問中に恐喝〈マニラ〉

これは私が住んでいるパラワン島での出来事ではなくマニラになるが、検問中に検問官2人が宅配ドライバー2人に対してそれぞれ500ペソ(約1,000円)、100ペソ(約200円)を恐喝するという事案が発生。

 

正義の味方が実は悪代官であることが少なからずあるこの国ならではのニュース。ちなみに私が個人的に大嫌いな悪代官は税務署の太った頭でっかちなおばさん職員・・・『千と千尋の神隠し』に出る湯婆婆にそっくりなヤツ

 

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これの色黒バージョーン・・・

 

いつも大声で難癖つけて私の用事を妨害し、それとなくお金を要求。。ムカつくのでお金を払ったことはないが、それなりに偉い立場にいるのでめんどくさく、いつもこの婆さんの視界に入らないように秘密裏に頑張っている。あと2年弱で退職するようなのでもう少しの辛抱!

 

 

次はこれ

 

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食料配給問題

 

ロックダウンで仕事なし、給料なしの家庭が多いので政府から食料援助と題してこんな感じで各家庭に配給があるのだが、それも地域によってあったり無かったりとバラバラ。

 

初めから想定内だったが、全家庭へ何かが配られるような高度なサービスはフィリピンでは絶対にありえない。さらにそれが食料となるとなおさら。

 

誰かが裏で配るはずの分まで個人的に蓄えている可能性と、そもそも各家庭の住所登録自体があやふやだし、住所自体もはっきり番地までない大雑把なものなので配り切ることは不可能。私調べではこの配給の網羅率は30パーセントくらい。

 

 

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ロックダウン35日目。道端で水や食料の援助を求める人達/ マニラ



 

長くなりそうなので最後はこれ

 

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近所の野ニワトリが狙われ始める

 

フィリピンでその辺で自然繁殖しているニワトリ達。近所にもたくさんいて、朝から晩まで四六時中鳴いている。

 

ただここ数日立て続けに近所の子供達が「そのニワトリ貰っていい?」と聞きにくる事案が発生。貰っていいも何も私が飼っている訳ではないので、「誰のか知らないから、いいんじゃない?」と返事をすると数人で狩りを始める。私はそういうのは苦手なので見ないようにするが、ここ数日で明らかにニワトリの数が減った・・・

 

ちょっと可愛そうだけど市場で買うよりその辺でタダで手に入れる方がはるかに経済的なので食物連鎖の一環という風に考えるしかない。

 

ただこのロック期間中で再確認できたことの一つは「フィリピンで秘密を守るのは難しい」ということ。フィリピン人は家族、親戚が多いので、どこかを辿れば役所や関係機関勤めの人に辿り付き、未発表情報に到達するのだが、それが巡り巡って聞いてもないのに近所の人を通じて私の耳にも入ってくる。最初はどうせ噂好きのガセネタだろうと思っていたが、ここ1ヵ月を振り返ると、間違ってないものが多かった。

 

 

情報ダダ漏れで心配になるが、そろそろこのロックダウン、どんな感じの結末になっていくのかも心配になって来た今日この頃。。

 

 

 

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