コロナ感染拡大防止対策
ちょっと前のブログでフィリピン国家警察が国民のフェイスブックを監視して、パーティ等のコロナ感染拡大防止対策に違反している人達を取り締まるという内容を書いたが、個人でも違反者を見つけたら通報出来るそう。
フェイスブックアカウントに通報
数日前に警察が作った通報可能なフェイスブックのアカウント名は「COVID Shield」。
ちょっと覗いてみると本当に出来ていた。https://www.facebook.com/jtf.cvshield
警察のお偉いさんが動画でこのアカウントの趣旨を熱く語っていた。
相互監視
このアカウントの狙いとしては全然ルールを守ってくれないフィリピン人達へ監視の目は至る所にあるというプレッシャーをかけることだろう。
日本と違いほとんどの国民が毎日フェイスブックを見るし、タイムラインにはたくさんの投稿が流れてくるので、そこから違反者を見つけて通報してもいいし、外出時に違反者がいれば写真を撮ってDMで送ればいいだけ。
効果的?
これがどのくらい効果的なのかはちょっと気になる。フィリピンだと例えばご近所さんとの問題があったりするとバランガイと呼ばれる日本で言う町のような最小自治体に苦情を言うことがある。
町民会館みたいな感じのところにはバランガイキャプテンと呼ばれる町長がおり、住民同士のいざこざはその町長と複数の住人から成る相談員みたいな人が仲裁して当事者間で話しあって解決するのである。
私は利用したことがないので分からないが、知り合いがその相談員をやっていて話を聞くとちょっと頭のおかしい人が近所の子供を叩いたりしていたことがあり、その親から苦情と相談を受けて、バランガイキャプテンを中心に皆で解決したそう。
日本も同じだが、ご近所付き合いはここフィリピンでも大事。特に田舎はそうだろう。下手をするとひどい報復に発展する可能性もあるので意外と気を遣うのだ。
以前近所の無免許の若いフィリピン人あんちゃんが乗ったロケットトライシクルがここヴィラサクラのアメリカ人宿泊者が借りて駐車していたレンタカーに突撃するという意味不明なことが起こったが、訳が分からないこともよく起きるのがフィリピン。
まとめ
普段はあまり他人に興味のないフィリピン人、というより自分への興味の方が強いので、このフェイスブック通報作戦がうまくいくのかちょっと見守ってみたいと思う。
もう5年くらいフィリピンに住んでいるが、分かっているようでまだ全然掴めないフィリピン人への理解を深めるチャンスになるかもしれない。
おまけ
先月のパラワン島を撮影した動画です。時間がある方はぜひ見てみてください。
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ご近所トラブルの話