現代でインターネットが使えないとどうなるか。
分かりやすく言うと陸地にいるのに強制機内モード状態
フィリピンに住んでいるとそれを日常的に肌で味わえる訳だが、その影響は仕事からプライベートに至るまで多岐に渡る。
もちろん行政機関や銀行、民間企業も業務に支障が出るのでもし日本で起こるとニュースになる事態だが、ここフィリピンでは「え?また?もう何?クソ!」と文句を言うくらいで済んでしまう。。
まぁ短くて数時間、長くて数日待っていればいつか回線は復旧する(と信じるだけ)
しかしそれがここパラワン島からも遠く離れた小さな離島だとちょっと文句を垂れるくらいじゃ済まないほどひどいみたいだ
ちなみにこのクヨ島はクヨ諸島の一部で実際はこんなにたくさんの小さな島から形成されている
一応パラワン州に属するが、パラワン島の本島まで軽く100km以上離れているので用事がないと一生行かない島で言葉もタガログ語以外に独自の言葉を使う
そんなクヨ島の島民たちがあまりにもひどいネット環境に声を上げて話題になっている。
普段のフィリピン人は意外と忍耐力があると言うか、行動を起こさないというか、もう全て諦めている感じなのか分からないが、こんな風に実際に行動を起こして抗議することはほどんどないので今回の件は結構珍しい
それほど爆遅のネット事情ということなのだろうが、もはやネットが繋がっている時間より繋がっていない時間の方が長いくらいなのかもしれない…(可哀そう…)
ちなみに200人規模のデモを行う予定だったらしいが、コロナ禍なので警察などから許可が下りず、仕方ないので学校の先生や生徒を中心に少人数で看板を持って写真撮影で抗議することにしたらしい。
先生だけに賢明な判断…
全然使えないネットでストレス満載な上にデモを強行して逮捕までされたら何もいいことはない…汗
ちなみに手作りの看板には「詐欺!」とまで書かれている…
お金は払っているのに繋がらない、返金も減額もしてくれない。まさに詐欺そのもの。その気持ちはよく分かる…涙
このスールー海にポカンと浮かぶ島々の人達に安定したネット回線が提供される日は果たしてくるのだろうか…
可哀そうなので早めに何とかしてあげて欲しいものだ…
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