先日、用事があったので、パラワン島プエルトプリンセサの市内中心に行ったが、その通りすがりに見えたのはシャッターの下ろされたたくさんの店舗。
一番立地のいいハイウェイ沿いにはよく行くお店も多かったのだが、看板は下ろされて「For Rent」と書かれた紙が貼られていたり、店舗内の什器が運び出されていたりしていた。
フィリピンで3月半ばから始まったロックダウンから今日で丸々4ヵ月。
営業していけない期間も長く、再開した後も消費は落ち込んでて、以前のような売上は上がらないし、コロナ終息の気配もない、どうしようもなく閉店ということだろう。
理屈では分かっているが、実際に目の当たりにすると切ない気持ちになる。
昨日は15日なので、フィリピンでは月に2回ある給料日の日にあたるが、基本的に「No work, No Pay」なので、貰えない人も多かっただろう。
私が住んでいるプエルトプリンセサ市はMGCQと呼ばれるコミュニティ検疫区分の7月31日までの延長がとりあえず決定された。
MGCQはコミュニティ検疫区分としては一番規制が緩いものだが、MGCQだからと言って特に何が変わる訳でもない。
今年2020年がこんな風になるなんて考えもしなかったな…
歯車は狂ったまま。さてどうしたものか…