インプラントもしないのに歯医者で25万
最近この辺で一番設備の整った歯医者に治療に行き始めた私。気になる治療費の合計は日本円にして約25万円…(涙)
問題の歯は合計7本、その内大きな虫歯の3本はもう治療困難なレベルに達し抜歯してブリッジ(左上・左下・右上)。そしてその他の歯は被せ物をする感じ。
歯の無いフィリピン人が多いのは虫歯はとにかく抜いて、お金がないのでその後放置するというやり方だからだと言われているけど、確かに真面目にやるとバカ高い…
日本の健康保険にあたるフィルヘルスも歯の治療費は一切カバーしてくれないので全て自己負担。平均月給が33,000円の大多数のフィリピン人にこんな高額な治療費がまかなえるはずはない…
コロナ禍で去年から大打撃を受けている私にとってもこれは相当な出費で歯も痛いが頭も痛い…汗
ちなみに私は5年ほど前にフィリピンに来る前に日本で歯は全部治療済み。しかしその後に虫歯になったので2年前に同じ歯医者さんで悪い所は全部治している
カルテが残っているので、たった2年で完璧だったはずの歯に虫歯を7本も作った私にビックリする先生。
なんでこんなに虫歯になったのか?ステップ1
まず昨年にコロナでロックダウンが開始されて一番外出規制が厳しくパニック買いなどが起こっていた時の出来事。食べた料理に入っていた小さな豚の骨の欠片を勢いよく噛んでしまって歯が欠けた…
フィリピンのローカル料理に使われる肉は骨ごとぶった切っているので大小さまざまな骨があり、その中には数ミリの骨の欠片が入っていることもよくある。気をつけて食べていてもどうしても噛んでしまい、そうするとそこに圧力が一転集中し運が悪いと歯が欠けてしまうのである。
つくづく人間の噛む力はすごいと感心してしまうが、今回はその小さな歯の欠損をずっと放置し、嚙み合わせもどんどん悪化。
すぐに歯医者に行けば良かったのだが、歯医者大嫌いだし、ロックダウンで歯医者もやってない(当時)という大義名分があったので「まぁ仕方ない!」という感じで、ずっと放置したのである。
でもそんなことで2年で7本の虫歯を作るのは無理。ちなみにちゃんと最低1日3回は歯磨きしていた。
じゃあ何で??
なんでこんなに虫歯になったのか?ステップ2
もう一つの原因は飴ちゃん…
個人的にはキャンディクラッシュ事件と呼んでいるのだが、実はロックダウンが始まってから何だかんだでストレスがあったのか何故かアメを舐めはじめた私。
しかも量がどんどんエスカレートしていき最終的には1日15-20個くらい…。それを1年以上ほぼ毎日続けていたのである…(バカ)
その結果、口の中に歯医者さんもビックリするほどの虫歯大国を作り上げることになってしまった。
いい歳こいて恥ずかしかったのだが、正直に先生にその話をすると「キャンディはほぼ砂糖ですよ…それをそんなに食べたら…。もうやめましょうね」と予想通りで至極真っ当なことを言われてしまう始末。
ちなみに飴のストックがなくなると近くのサリサリストアに1個1ペソ(2円)で買いに行くのが習慣になっていたのだが、もうお店の人も私の顔を見ると何も言わずに20個分のMAXを数え始めるほどに…。
たぶん日本人は無類の飴好きだと勘違いさせてしまった可能性がある…汗
とにかく最終的に一つの歯の欠損からどんどんいろんな所が悪化して、何か食べる時に歯が痛くなり、最終的に食事が大変になるくらいになってので観念して歯医者に行ったらこの有様というオチ。
まさに後悔先に立たずであの時にさっさと歯医者に行っておけば良かったのだが、あの時はあの時で本当に歯医者もやってなかったし、歯のことを考える前にもっと考えなければならない優先事項がたくさんあったのは確か。。
とにかく今は治療不可の3本の歯を抜いて、その穴が塞がるまでしばらく歯医者はお休みの期間。
ちなみにトータル25万円の治療でもフィリピン流なので実際に歯医者に行くのは3回だけというチマチマ治療する日本のやり方とはまったく違うスピード治療…
ただし1回の治療時間が数時間にも及び、途中ハンマーも飛び出したりして体への負担も半端ない…(つらいけど早い…)
これら実際の治療の様子や、フィリピンの歯医者のレベル、そしてボッタくられているかと疑ってしまう費用のことなどは次回のブログで詳しくお伝えします。
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