いつもどこかで何か問題が起こっているフィリピン。今回の話題は学生がネットショッピングでノートパソコンを注文したら石が3つ届いた話。
この可愛そうな被害者はとあるフィリピンの都市に住みホスピタリティマネジメントを学ぶ20歳の学生
コロナ渦の為、学生は今タブレットかノートパソコンでオンライン授業をしているフィリピン。きっとその為に必要なノートパソコンだったと思われるが、値段は24,700ペソ。
24,700ペソは日本円にして約53,000円。
民間企業が最近発表した調査でフィリピン人の平均月収が33,000円ということを考えると、このノートパソコン自体は普通のスペックだとは言え、フィリピン人にとってはとても大金である。
日本人の感覚からするとハイスペックの30万越えのマックブックプロを買ったような金額に相当するだろう。
そうして家に届いた商品を開けると、入っていたのは石が3つ…
せめてノートパソコンに形が似てるものにして欲しかったと思うのは私だけだろうか…
フィリピンの闇
フィリピンのネット通販と言えばラザダとかショッピーという会社があるが、トラブルもよく聞こえてくる。
なのでトラブルを避けるためには出来るだけ着払いにし、受取りの際には、その場で先に箱を開けて中身をしっかり確認してからサインしてお金を払うというメンドクサイ防御策を取らないといけない…
ただそうはいっても電化製品などは使ってみないと分からないし、家具なんかも組み立ててみないと部品が全部そろっているかなんて分からないので、常にリスクがある。
大手ショッピングモールでも偽物が売られている信頼度の低い国なので、変なオンラインショッピングサイトや個人間で取引するとノートパソコンを注文して石が届くのもあり得る話だろう…汗
写真の石が何か特別な価値のある石には見えないので、きっとその辺の道端で拾った石だと思うが、原価も隠す気もゼロのかなり開き直った商売だ…
もしかしたら配送業者が中身を入れ替えた可能性も考えられる…
フィリピンの配送業者で思い浮かぶのは荷物のぶん投げ。日本でも荷物を投げて炎上していたことがあったと思うが、フィリピンはレベルが違う。
こんな状態なので配送業者が中身を抜き取って、その辺の石を拾って入れたというのは考えられるストーリーだ。
しかも今、学生を持つ多くの親たちはオンライン授業の為の月収を超える高価なノートパソコンの費用をどうやって捻出するかで悩んでいるので、もしかしたらどこかのお父さんの魔がさしたのかもしれない。
いろんな側面があって実は複雑な問題なのかもしれないが、結果的に石3つが届くというあたりがフィリピンを感じる…
ただフィリピンにいる以上、明日は我が身…。何度も言うがせめて何か使える物にして欲しい!石だと投げるしか使いようがなくてあんまりだ…涙
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