インサイドジョブって?
フィリピンだとインサイドジョブをかまされた人は一定数いると思うのでピンとくる人は少なからずいるはず
Inside Job
同じ職場や同居している場所等で、内部犯によって行われる犯罪。主に盗み。
簡単に言うと顔見知りの犯行という感じ。ちなみにフィリピンでもちらほらよく聞く話だが、かく言う私も過去に2,000ペソをこのインサイドジョブで失ったことがある…涙
もうあれから2年か…(懐)
基本的な流れは、「味方⇒敵へと変身⇒逃亡」とシンプル。ポイントは特に修行しなくても簡単に出来る点だろう。
人の心はうつろいやすい。昨日の味方は今日の敵。
フィリピンで生きているのであれば、油断した方が悪い
以前フィリピン人の知人の知人が体験した話がこちら
そのフィリピン人はドクターで、小ぶりだが手入れが行き届いた立派な家に家族とメイドさんと一緒に住んでいた。警備員も雇い、夜になるとその警備員が警備にあたる。なかなかセレブな感じで人生順調。
ただ誤算は夜が明け、朝になった時にはその警備員が消え、現金とノートパソコンも無くなっていたことだ
ふふふ…犯人はだれだろう
さらにこの話には続きがある。
その事件から約10日後、朝起きたらまた現金と買い替えたばかりのノートパソコンがメイドと共に無くなっていたこと
これがホントのパソコンお宅か…
何はともあれノートパソコンの需要は高いらしい…(可哀そう…)
しかしフィリピンの教科書に載っているんじゃないかと思うくらいの模範的なインサイドジョブ×2だが、これも油断が招いた結果だろう。
ちなみに聞くところによると、そのドクターの家は防犯カメラも無かったらしい。別にお金がない訳ではないだろうから、せめて防犯カメラは抑止力として必須。
警察を呼んだのか聞いてみると、呼んでないらしい。
私はこういった事件で警察を呼んだ経験がないので分からないが、誰が考ても明らかなのに、証拠がないと警察は動かないのだろうか。まぁ犯人が見つかってもノートパソコンは売り飛ばされて、現金はチキンジョイに変わっているだろう。
それに変に騒ぎ立てたらパソコンオタクからの復讐にあう可能性だってあるし…(怖)
フィリピンでは油断は禁物。皆さんも内職されないように気を付けましょう!