フィリピンでは台風等についての気象情報は主に通称PAGASA(パガサ)と呼ばれる政府の気象機関が観測、情報発信をしている。
ちなみにPAGASAの正式名称はPhilippine Atmospheric, Geophysical and Astronomical Services Administration というメンドクサイ長い名前で、日本では気象庁にあたる機関。
ちょっとした風で一般家庭の屋根が吹き飛ぶことものあるフィリピンでは日本以上に重要な役割を持っている。
ところでこのPAGASA、台風、正式には台風も含まれる熱帯低気圧に関して危険度別にシグナル1から5までで発表する。
日本では注意報とか警報という感じとなるが、フィリピンではこのシグナルの数字が大きい方が強い勢力の台風ということになる。
「#」がシグナルを表しているのだが、上の表を日本式に換算するとだいたい以下のようになる
シグナル1「風速8から16m」
シグナル2「風速16から33m」
シグナル3「風速33から47m」
シグナル4「風速47から61m」
シグナル5「風速62m以上」
風速62m以上って…すごい風…
フィリピンの気象庁は公式HP上で、それぞれのシグナルにおいて、バナナの木への影響を例に危険度を説明している。
さすがバナナの国フィリピン
ちょっと順番に実際にHP上に載ってある画像と共に解説してみる。
シグナル1「風速8~16m」
Some banana plants are tilted, a few downed and leaves are generally damaged 「いくつかのバナナの木は傾いたり、倒れたりし、バナナの葉は損傷」
⇒悪天候な雰囲気が漂う絵が40点な感じで掲載されている
シグナル2「風速16~33m」
Most banana plants, a few mango trees, ipil-ipiland similar trees are downed or broken. 「多くのバナナの木、少数のマンゴーの木、落葉低木や類似の木はなぎ倒されるか折れる」
⇒なんかバナナよりも家へのダメージが・・・
シグナル3「風速33~47m」
Almost all banana plants are downed, some big trees (acacia, mango, etc.) are broken or uprooted, 「ほとんどのバナナの木は倒れ、いくつかの大きな木は折れるか根こそぎやられる」
⇒ せ、世紀末みたい…汗
シグナル4「風速47~61m」
There is almost total damage to banana plantation 「バナナ園ほぼ全体に壊滅的なダメージ」
⇒ も、もうバナナない…汗
シグナル5「風速62m以上」
Total damage to banana plantation 「バナナ園壊滅」
⇒ 急に写真!?
最終的に突然なぜか写真になって、バナナより戸惑いでアレな感じだけど、とにかくシグナル2くらいからバナナというより既にいろいろヤバいみたいなので台風には注意が必要
ちなみにパラワン島には強烈な台風は来ないので、出てもせいぜいシグナル1がいいところ。
バナナも安心!
【おまけ】
ここパラワン島の空撮動画です。海を見てリラックス出来ます!
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