フィリピンの西の果てのパラワン島に住んで数年。
ウ○コしようと思って便座に座ったら20cm越えの巨大ムカデが便器の中にいたり、ヘビが室内に入ってきたことは今までにあったが昨晩とうとう冷蔵庫前でヤツを発見!
それがコレ!
ちょ…ちょっとコレは…汗
ウチのクレイジーキャットであるテキサスがクンクン匂いを嗅いでいたので何かと思ったら普通にサソリだった…
変なモノがいる時はだいたいテキサスが近くにいる…
しかし毒のないヘビならいざ知らずサソリは困る…
ただよく見ると形はサソリそのものだが、まだ子サソリ…
これなら勝てる!!
37歳独身おれ(172cm) vs 子サソリ(5cm)!!
これだけの身長差なので卑怯と言われるかもしれないが、先に不意打ちしてきたのは向こうだ
さてどうするか…
確かむかしサソリは真上が死角だと誰かに聞いた覚えがある
相手の弱点を突くのは戦いの常套手段!
ということで上空から攻める…
……汗
小さいとは言ってもこの黒いシェイプの威圧感はスゴイ…
子サソリでも毒を持っているのだろうか…?そしてその毒の強さはどうなのか…?
もしここでこんな小さな子サソリやられて死んだら末代までの恥…
この勝負、絶対に勝たなければならない!
…
ということでモップを使って屋外に排除!!
えーい!!
ササーーー!
ポーーーイ!!
子サソリ取るに足らず!!!
ふぅ…
…
え?
飛び道具なんて卑怯?
知らん!!
家にサソリが出たら卑怯とかない!!
それはともかくなぜここにサソリが…
おそらく向かいのジャングル雑草林が伐採されたので行き場をなくして彷徨ってきたのだろう…
ちなみにパラワン島にはマレージャイアントスコーピオン、別名パラワンサソリと呼ばれるデカいサソリが生息しており、時々田舎の国道を横断している…
私は個人的にブラック毒ザリガニィーと呼んでいるが、今回の子サソリもコイツだった可能性がある
そういえば3年ほど前にエルニドのビーチ沿いのカフェでも出会ったことがあった…
とにかくまだ子供とは言え、野生のサソリとの夜戦に無事勝利。
こうやって経験値と戦闘能力を上げてレベルアップしながらまだ見ぬリアルワイルドコブラとの闘いに備える
コブラが出たらお知らせします!
おわり
【追記】
この話を近所のフィリピン人にしたらその人はなんと数年前にどデカいサソリに刺されて病院送りになったという経験者だった…
とある山奥のリゾートホテルで警備員をしていたそうだが、フィリピン警備員あるあるで夕方から暇で勤務時間が終わる19時まで居眠りしていたそう。
その時は黒い靴下を履いていたらしく、足首に違和感を感じ、寝ぼけまなこで手で払ったらそれが黒光りするジャンボサソリだったらしい
そのまま黒ジャンボに一発KO。もの凄い激痛でさすがのフィリピン人も病院に直行。そこでなんか心臓が止まらないように薬をもらったりといろいろ処置をしてもらったとのこと…汗
病院の先生曰く、いろんな種類のサソリがいるのでどのサソリかは分からないが種類によってはアッチの世界に行っていた可能性もあったらしい。
ちなみにその後1週間くらいはずっと痛かったらしい…
サソリ恐るべし…ただジャンボなやつに刺されても必ず死ぬわけではないということが判明したのでちょっと安心…汗
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