フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【寄付可能なサイト】台風で大変な生活をしているフィリピンの人々

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。今日はちょっと真面目な話を…。

 

10月から11月頭にかけて連続でフィリピンに台風が直撃し、特に最後に来た台風Ulyssesは過去最悪レベルの被害。

 

 

私の住むパラワン島は地理的に被害が出るような台風はほとんど来ないので今回もちょっと強い雨が降ったくらいで大丈夫だったのですが、フィリピン全体では4,000を超える市町村で170万人以上の人が影響を受けたと報道されています。(死者は昨日時点で69人)

 

特に河川の氾濫による被害を受けた地域は浸水高22メートル以上で家は浸水どころか水没。2009年に大被害をもたらした台風オンドイよりひどい被害になっているようです。

 

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現在でも30万人以上が避難所生活で、まだ100近くの市町村で電気が復旧していなかったり、水道が止まっていたり、洪水、土砂崩れ、地滑り、または土壌崩壊の影響を受けた内の168の道路区間と87カ所の橋が通行不能になったりとひどい状況です。

 

その他商業施設や農業用地、畜産などの被害も深刻で被災者の人々はしばらくは援助なしでは生活出来ない状況になっています。

 

さらに現在のフィリピンは本当に大変でコロナパンデミックで世界最長のロックダウンを今も続けており、今回の台風以前から高い失業率とひどい国内経済状況。

 

それに加えてこんな歴史的な台風被害で被災地は二重三重苦になっています。

 

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国も随分前から大統領がもうお金がないとはっきり言っているくらいで、私が見聞きする範囲でも支払いが滞っていたりとその影響は出ています。

 

国の経済についても心配ですが、今は今回の台風の被災者の方がもっと心配です。

 

そんなこんなで大金を寄付するとか大量の支援物資を送ることはできないですけど、少しだけでも助けになればと着なくなった衣類や生活必需品をパラワン島の大学生が軍の協力を得て募っている物資の支援プロジェクト(直接軍用機で被災地に輸送)に寄付したり、フィリピン国内の寄付金窓口に少額ですが振り込んだりしました。

 

このブログを日常的に読んでくれている人達はたぶんフィリピンに何らかの関わりがあったり、旅行したことがあったりする人が多いと思うので、もし被災地への援助をしてくれる人がいたら金額うんぬんに関わらずぜひお願いします。

 

フィリピンの銀行口座やクレジットカードをお持ちの方は下記のフィリピン国内の「Kaya Natin運動」で寄付出来ます。

Donate to Kaya Natin! Movement - Kaya Natin! Movement for Good Governance and Ethical Leadership

 

上記はPayPalの寄付ボタンでも寄付も可能になっていますが、日本国内ではそのシステムによる寄付は法律上出来ないようでエラーになります。

日本から寄付できるところをネットで検索したら現時点で下記の認定NPO法人のみでした。

AMDA(アムダ) - 救える命があればどこまでも - AMDA速報6 フィリピン台風19号・22号被災者緊急支援活動

 

(※両方の団体とも個人的な関係はありません)

 

フィリピンでは少額でも缶詰など日本よりもたくさん買えるものがあります。日本もコロナ禍で大変だと思いますが余裕があればぜひ宜しくお願いします。

 

おわり

 

 

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