フィリピンのパラワン島珍味!
フィリピンのパラワン島にはたくさん珍味があってこのクロコダイルもその一つ
パラワン島の南部の田舎は世界的に見ても巨大なクロコダイルの生息地でよく漁師さんがパクっと食べられて事件になっている…
それはともかく今回はもう一つの珍味タミロックの話
タミロックって何?それにどんな味?
タミロックはマングローブの木の中から採れたフナクイムシのことで、滋養強壮に良いとされ、味はそのグロテスクな見た目通りインパクトがある
基本的にで生食でニンニクや唐辛子で味付けされた酢をつけて食べる。味自体は牡蠣に似ているが、それをもっと生臭くしてもっと濃くした感じ
そんな味なのでよく味わって食べるというよりは口に入れてちょっとだけ味わった後にビールで流し込むという感じ。
ビールもフィリピンではアルコール度数の高いレッドホース(6.9%)がタミロックとの相性がよいと言われている。
生食以外にもカキフライのように揚げて食べるとマイルドになってかなり食べやすくなる。ただそれでも結構強烈な味…
実は普段は滅多に食べない
パラワン島に住む現地のフィリピン人は日常的にこれを食べていると思う方もいるかもしれないが実際は普段ほとんど食べない。
市場やスーパーに売っている訳でもないのでレストランで食べるか、数カ所しかない売っている場所までわざわざ買いに行かないといけないので、家庭の食卓で出されることはほぼない
フィリピン人はタミロックが好きなの?
個人的にタミロック大好き!というフィリピン人に出会ったことはない。というかそんなやつがいたらちょっと頭と舌がおかしいんじゃないかという感じ。
ただレストランなどに行ってグループで飲む時などに「じゃあタミロックでも頼んでみるか!」というノリで注文することはある
それに実は食べたことがないという島民も結構いる。知ってはいるが食べる機会があまりないのとオーダーしても見た目のグロテスクさで口に入れることが出来ない人も多い。
自分の住んでいる島の名物珍味なのに島民の食事情は結構コンサバな一面がある
旅行中は良い思い出に
残念ながらまったくインスタ映えしないけど日本ではまず食べられないのと、レストランのメニューで置いてあるのはフィリピンでもパラワン島の一部の店だけなので、もし旅行で行くことがあれば思い切って試してみるときっとよい思い出になるはず。
私も数回食べたことがあるがお腹を壊したことはないし、新鮮なタミロック以外はレストランで出ないのでその辺の心配は大丈夫。
料金は日本円で一皿300~400円くらい。ただ一皿に結構盛られているので仮に5人グループでも注文は1つで十分。
もし一皿を一人で全部食べきれたらかなりの猛者だしぶっちゃげそんな量を食べたらさすがにお腹を壊しそうな気がする…汗
ということで今回はタミロックのお話でした。旅の思い出にはピッタリなのでぜひ!
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