このブログはフィリピンのパラワン島からお届けしています。
フィリピンで動物と言えば野良犬…セブ・ボホール島に生息する霊長類最小のメガネザル「ターシャ」が有名!
小さくてとっても可愛いターシャちゃん!
ま…間違えた!!
こっちでした!!
大人でも体調は8~15cmの手のひらサイズ…癒される…。
トラックにはみ出るサイズのアイツとは大違い…汗
でも今日はアイツの話なんです…
クロコダイル
あまり知られていないんですがフィリピンには結構クロコダイルがいるんです。
その証拠にフィリピン各地には結構クロコダイルファームなるものがあって、悪さして捕獲されたクロコダイルに名前までつけて収容したり、育てたりしています。
ちなみに私の住むここパラワン島南部にもクロコダイルは生息していて、時々漁師さん達をガブっとしてニュースになったりします。
5.5メートルのクロコダイル捕獲
フィリピンで最近クロコダイル関連で話題になったのは2件で、1件はクロコダイルの襲撃から命からがら逃れて一生分の運を使い果たしたフィリピン人と、5.5mのデカいクロコダイルを捕獲したフィリピン人
ここフィリピンなのでどちらもフィリピン人なんですが、やっぱり持ってますね…
日本で言うと田舎にクマが出たという感覚ですが、クロコダイルの方が大きいのでインパクトはあります。
さっきの可愛いターシャちゃん(8cm)と比べるとクロコダイルはターシャちゃんの68倍以上の大きさ。
ウルトラマンの身長は人間の約24倍くらいらしいので、如何にターシャちゃんがクロコダイルに対して小さくてかわいい存在かが分かります(ターシャちゃん推し)
ちなみに今回の5メートル級のクロコダイルが捕獲されたのはここ
フィリピンの端っこにある島でもはやブルネイの方が近い小さな島!
軽装で捕獲
フィリピンは発展途上国なので捕獲するのに麻酔銃とかは使わない!というか持っていません。なので装備は気合いだけ!
実際の写真
ちょっとクロコダイルが暴れたら船が転覆しそうだし、なんだったらジャンプされたらガブっといかれる気がするが、その辺の細かいところはフィリピンでは気にしません。
ちなみにこれくらいの大きさのクロコダイルをゲットするとTVにも出られヒーローインタビューを受けるのが恒例!
そして今回のヒーローはこの人!
彼いわくクロコダイルの捕獲は恐くないそうです。
私からすると感覚の一部が抜け落ちているようにしか思えませんが、幼少期からクロコダイルと隣り合わな生活を送るとクロコダイルがその辺の野良犬感覚になるみたいです。
そんなこんなでこんな感じでざっくり捕獲!
聞くところによるとクロコダイルは噛む力はもの凄いが、口を開ける力は弱いらしい。なので口はちょっと縛れば封じ込めるらしい
しかしよくよく見てみるとやっぱりデカい…トラックの荷台からはみ出てて、ネタがデカい寿司みたいになっている…
このままちょっとはみ出たままで、引きずりながらトラックを走らせる姿が目に浮かびますね…
さすがのフィリピン人も前方で走っているトラックの荷台からクロコダイルがはみ出ていたらビックリするでしょう
世界一のクロコダイル
ちなみに私調べだとかつてここフィリピンには世界一大きなクロコダイル「ロロン」がいたそう。ロロンはオスで全長は6.17m、体重は約1トン。当時ギネスブックで世界一認定済み!
ただ捕獲されたロロンは保護センターで数年後の2013年に死んでしまったみたいで、当時推定50歳くらい。実はクロコダイルは長生きで、大きなサイズだと60~80年くらい生きるのが普通だそう。
ではフィリピンでクロコダイルに遭遇したらどうするか?
もうその時は諦めて…じゃなくて、観光で行くような場所にはいないので安心して大丈夫です!
私もクロコダイル多発のパラワン島にもう4~5年住んでいて観光地だけじゃなくて、名前もないような場所にいったことも多いけど、さすがにクロコダイルは見たことなし
もしクロコダイルアタックされるような危険な場所ならとっくの昔に日本に帰って今頃はGo to トラベルとGo to イート
これからも野生のクロコダイルと遭遇することは私の人生では起こらないことを切に願ってますが、実はここフィリピンにはフィリピン人も知らないような法律があり、クロコダイルを殺すと罰金約20万円で懲役最大6年!(私調べ)
ただクロコダイル料理はちょっと有名で味はまぁまぁ。多分冷凍で鶏肉や豚肉の代わりにフィリピン料理に使うだけなので味付けはいつものフィリピン料理。なので実際味はあんまり変わらないかな…
ちなみにパラワン島にはジュゴンもいます!
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パラワン島ってどんなとこ?と思った方はこちらの動画をご覧下さい!
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