フィリピンオウム
私の住むパラワン島は日本から飛行機を一度乗り換えるだけで辿り着くのにも関わらず、フィリピン最後の秘境と呼ばれるほど自然がまだまだ豊かな場所。
そんなパラワン島が台風18号(フィリピン名Quinta)の影響を受けていた10月27日の朝、町のど真ん中で絶滅危惧種のフィリピンオウムの群れが発見された。
その数なんと約20羽
しかもミラクルフードや奇跡の植物として知られるモリンガの木にとまり、朝ご飯を食べていたみたい。ちょっと分かりずらいがその時の写真がこれ!
この島には野生のジュゴンや世界最大級のクロコダイルやその他の固有種も多いのだが、実は普通の人にはあまり知られていないがバードウォッチャーにはヨダレが出るほどの多種多様な鳥がウジャウジャいる。
確かに時々珍しそうな鳥がその辺を飛んでいることがあって、私もいつか見た青いデカい鳥をもう一度みようと常に探している(あの鳥はいったい…謎)
しかし私は野鳥を見ても種類はさっぱり。それでも人生で初めて見る種類の鳥かどうかは判断出来る。
絶滅危惧種
そしてこの白いオウムちゃん。何となくその辺で見たことあるような気がするが、こんなに多くの群れはまず見たことがない。
ウィキペディアによると昔はフィリピン全域に生息していたらしいが、数はどんどん減っていき今は絶滅危惧種となっている。日本人に有名なあのセブ島では既に絶滅しているそう。
ちょっと古いデータでもフィリピン全土で1,000~4,000羽くらいしかいないらしく、そしてその約80%がこのパラワン島に生息しているらしい。とにかく最大の生息地ということみたい。
普段は野性のニワトリが幅を利かせていて朝から晩までうるさくて若干ウンザリしているが、このオウムちゃんは素敵…やっぱり野ニワトリより品を感じる…
このブログでも何度か書いたけど、以前はまったく鳥に興味がなかった、というかむしろどちらかと言えば嫌いだったのだが、この島に住んで珍しい鳥を見ている内にだんだん鳥が好きになってしまった。
そんなここパラワン島、実はメイン空港であるプエルトプリンセサ空港は10月12日から再度閉鎖されていたのだが、来月からまた再開するらしい。
コロナの影響で開けたり閉めたり何だか忙しい空港だが、来月からは鳥だけじゃなくて飛行機も飛ぶ姿が見られる予定。
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このブログはフィリピンのパラワン島よりお届けしました。鳥の目線でこの島を空撮した動画です。ぜひ見てみて下さい。
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