ここはフィリピンのパラワン島プエルトプリンセサのペンションハウス「Villa Sakura」
日本とはいろいろちょっと違う国なので来客者もさまざま。ちょっと紹介すると以下のような感じ
- 宿泊者(ウェルカム)
- 友人・知人(ウェルカム)
- 仕事関係(アポなし以外はウェルカム)
- ブログを呼んで会いに来てくれる奇特な方(忙しくなければウェルカム)
- 魚売り等の営業(まぁよし)
- お金恵んでのおばあちゃん(ヘビーリピーターなのでお断り)
- 野良犬(嫌だけど勝手にして)
- 野良ネコ(ゆ、許す)
- 鶏・ヒヨコ(建物内はやめてね・・・)
- 隣人の知人(ここじゃない)
- 隣人の息子の友人(Wifi 目当てで私に従順。夜は無料のガードマン)
- 近所の人
- ピンポンダッシュの子供(1ヵ月1回は許す)
という感じ。半分以上はちょっと困った感じだし、人間じゃないのもいるが勝手に来るので仕方がない。もうキッチンに大きなニワトリがいても冷静に追い払うことが出来るスキルまで身に付けた・・・
そして先日の珍客は数人の近所の方々(子供含む)。なんか凄い勢いで訪ねてきたのにはちゃんと理由があった。夕方だがちょうど出勤した無料のガードマンがいて私の部屋に来て来客を告げた
今回の物語の登場人物は私、隣人子供A~C(14歳くらい?)、隣人大人D
私「ん?どうしたの?」
隣人子供A「お兄さん!ここ監視カメラあるよね!」
私「・・・うん」(な、何・・・)
隣人子供A「ちょっと見せて下さい!」
私「どうしたの?」
隣人子供A「オレのバイクが盗まれてたぶんこの道通ったから!」
私「バイクはなに?」
隣人子供A「ホンダの紫のスクーター」
私「あらら・・・」
隣人子供B「勝手に盗むなんてよ!!」
私「・・・」(許可取って盗むやついないけど・・)
隣人子供C「一体だれがやったんだ!」
私「カギは?」
隣人子供A「・・・刺しっぱなしで・・・」
私「・・・」(そ、そう・・なんだか平和ね・・汗)
隣人大人D「あんた達ちょっと上がらせてもらいなさい」
私「!?」(あ、あんた勝手に・・・)
隣人子供A「たぶん今朝の6時~15時くらいに盗られたと思うからその時間のやつを見せて下さい」
※注:現在16時
私「・・・」(な、長い・・・)
私「ちょっと待ってね、ちょっと長いから8倍速で見てね。2倍速でも4時間半かかるからね。」
子供達「??」
私「盗られて9時間だから普通に録画見るとまた9時間かかるでしょ・・」
子供「なるほど!」
私「でも動きも早いからみんなで集中して見るんだよ!」
子供達「分かった!!」
分割画面の一画面にフォーカス
おそらくこんな感じのアングルで盗人が乗ったバイクが見えるはず
しかしよく考えたらバイクは走っているのでこの画面に映っている範囲の距離だと8倍速で見るとたぶん本当に一瞬・・・・
おそらくほぼ音速、、大丈夫だろうか・・・(汗)
そしてもっとよく考えるとこの子供達免許持ってないから運転しちゃダメ・・・
ま、まぁフィリピンなので子供の田舎道での無免許運転は公然の秘密だから大丈夫だとしても盗られたこと自体には同情(可哀そう・・・)
ーーーー1時間後ーーーー
近所の子供A「いなかった!きっとこの道じゃない!」
私「そ、そう・・・ちゃんと見たの?」(大丈夫?)
近所の大人D「はい、どうもありがとうございました。」
私「・・は、はぁ・・頑張って下さいね。。あっちにも道ありますから・・・」
全員「よし行くぞ!!」
私「・・・」(ちゃんと見たのかな・・・あと一応警察には・・・無駄か・・)
完
以上、珍客ミッションは未完で終了
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