フィリピンはいつもどこかで信じられないことが起きる刺激的な国。
マニラを魔都と呼ぶ人もいるが、昨日はそう呼ぶにふさわしい事件がまた発生してしまった。
大手メディアも報じた内容を超簡単に説明するとこんな感じ
顔に3回銃弾を浴びせられた男性患者を治療中の集中治療室に正体不明の男が押し入り男性患者に向けて2発発泡。治療中の男性が死亡するという事件。
亡くなったフィリピン人男性はもちろん可哀そうだと思うが、1日で合計5発も撃たれるなんて完全に狙われているので普通に平和に暮らしている人物ではないだろう…
報道によると彼は1年前に刑務所から出所したばかりだったらしい。
治療にあたったナースの話だと、まず最初の通報を受けて顔を3回も撃たれた男性が救急車で病院に運ばれたらしい。
顔を3回も撃たれて生きているなんて信じがたいがフィリピンのアンダーグラウンドで生きるにはそれくらいの強運が必須なのかもしれない…、
とにかくナース曰く奇跡のような出来事で、しかもその男性は喋ることは出来ないが紙に自分の名前を書くことが出来たそう。
そして彼は自分を襲撃した犯人を知っており、その犯人の名前も書き記したそう。
この時点で普通じゃない事件だが、さらにここからフィリピンミステリーも加わる展開に…
なんと大事な大事な犯人の名前を書いた紙がその後突然紛失…
フィリピンだからありえる!
と、言いたい所だがいくらフィリピンでも命からがら生き延びた人が書き記した最重要情報をあっさり紛失されてはさすがに困る…汗
しかし実際に紙は消えてしまった…謎
それでも撃たれた彼の容態がミラクル連発で安定に向かい始めた矢先に、いきなり緊急治療室に現れた銃を持った謎の男
どう考えてもヒットマンの登場だが、ミラクル回復中の彼めがけて一発。
ちなみにあまり公には知られていないがヒットマンはフィリピンではバナナと並ぶ名物。一発いくらというアマチュアからプロまで揃っている
話を戻すと、ミラクル回復中の彼を撃ったヒットマンは銃口をナース達に向ける…。
こんな事件に巻き込まれるなんて可哀そうだが、運よく?撃たれることなく、再度銃口は先程のミラクルだけど瀕死な彼に。そしてトドメの一発。
その後、ヒットマンは連れのバイクに乗って走り去ったらしい。
ハードボイルド小説好きな私はこんな場面を小説で読んだことがあるが、フィリピンだと実際に起こるみたい…
しかしどこからツッコんでいいのか分からないくらいツッコみ所が満載だ…汗
まずこの話に病院の警備員が全然登場しない…フィリピンだとライフルみたいな銃をぶら下げて病院の入口で警備しているはずだが、寝てたのだろうか…
あとは失くした紙…と、3回も顔を撃たれた男がまだ生きているとなぜ犯人達は知っていたのだろうか…。
内通者なしでは成り立たないシナリオ…
警察は病院の防犯カメラを解析して捜査を進めるらしいが、怖すぎるフィリピン。なんかドゥテルテさんの麻薬撲滅運動に関連しているとかしていないとかと言う話も出ているが病院の集中治療室が現場なのはインパクトが強すぎる…
1ヵ月前に日本からEMSで送ってもらった荷物は一向に届かないのに、地獄のヒットマンだけは高速で届けられるフィリピン…汗
続報が出たらお知らせします。
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