エルニドのとあるビーチで見かけた看板
とにかくビーチではストレスフリーでリラックスしようといった感じだろう
まぁまぁイカした看板だ
ってことでその看板が置いてあるカフェへ行ってジュースでも飲むことに
スイカシェイクをオーダーして待つことに
なかなかいいアングルの写真が撮れるなぁなんてノンキに上の写真を撮っていると
店員さんが近づいてくる気配
フィリピンにしては提供時間がなかなか早いじゃないか
このサービスの良さもストレスフリーってことね
関心、関心
なんて思いながら店員さんの「Hi, Sir」という掛け声と同時に振り向くと
綺麗な赤色をしたスイカシェイクが目の前に
・・・・・・ない・・・・・
ん?
スイカシェイクってこんなに鎧みたいだったっけ?
もう一回見てみる
サソリ・・・・・?
なんか疲れているのかスイカのシェイクがサソリに見える
大丈夫か私?働き過ぎ?
でもやっぱりどう見てもサソリ
いやいやそんなのオーダーしてないし。そもそもメニューに載ってなかったし
それに堅そうでマズそうだし
一応、念のため店員に
「ウォーターメロン(スイカ)シェイク・・・・・?」と聞いてみると
「No sir! Scorpion Sir!(ノー、サー、サソリ サー!)」
と元気よく答える。 やっぱサソリなのね・・・
全然ストレスフリーじゃないし・・・・・
まぁでもいくらエルニドとは言え、ここはハプニング&パルプンテ王国フィリピン。スイカシェイクをオーダーしてサソリが出てくるのもまぁあり得るか・・・・
なんて思っていると店員が
「Try Sir!(トライ サー!)」なんて超笑顔で言ってくる
・・・・・・
「No Poison Sir!ノー ポイズン サー!」
・・・・・・・・・
普通の観光客ならここで「キャー 何これー!! ウソー!!サソリ!?」
って感じになると思うのだろうが、私は過去別の場所でサソリ見てるし、なんなら頭にものっけてるし・・・・
呼んでもいない人生2回目のサソリ・・・・
るろうに剣心に出てくる宗次郎のごとく無感情・・・・
ノド乾いてるし・・・・・
スイカシェイクが飲みたい・・・・・
ただなんだか笑顔でサソリ持って突っ立てる定員さんの期待を裏切るのも可愛そうだとストレスいっぱいに感じながら持ってあげることに
毒針を取られたサソリ・・・・
普通・・・・・
うん・・・感動と興奮なし。なんなら毒針持ったやつ連れてこいとさえ思ってしまう・・・
そんな自慢のサソリについて5分ほど熱く語られているともう1組のお客さんが
店員はうれしそうにサソリを持ってオーダーを取りに行く
・・・・・・・・・
ねぇスイカシェイクまだなの(泣)?
フィリピンパラワン島で非日常の体験はいかがですか?